異次元は存在する

リサ・ランドール

1:私たちは異次元に囲まれている

5次元世界とはなにか?

4次元、までは、聞いたことがあると思います。縦横高さ+時間=4次元

これに5番目の次元方向への距離を足したのが、5次元です。

下記がランドール博士の式(なぜ時間がマイナス)

 

 

 

私たちは、「膜」に存在する。

3次元の世界は、シャワールームの膜に張り付く水滴のようなもの。我々を構成する物質は水滴のようなもの。

スライスしたパンの一つが私たちの住む3次元。他のパンすなわち他の3次元が存在する可能性もあるという。

 

きっかけは、原子核を構成する素粒子の中に、この世界から姿を消すものがあるという矛盾にぶつかり5次元の研究を始めた。

さまざまなモデルをつくったが、異次元世界がわたしたちの3次元空間をとりまいく巨大な時空であるということを理論上、立証した。

これまでも、5次元の考えはあったが、微細で見えないものと考えられてきたが、ランドール博士の5次元は、巨大で見えないもの、無限の広がりをもつ可能性がある。

 

 

3次元の丸い球が2次元のフラットランドを通過する様子。

 

2次元世界の人から見た丸い球の通過の様子。

 

時間が経過した丸い球の様子

 

丸い球はだんだん大きくなるように見える

 

さらに時間が経過した球が通り過ぎていく様子

 

丸い球はやがて小さくなるように見える

つまり、次元の低い住人には、高い次元の姿は見えない。


 

3次元と5次元の間で重力は、行き来できる。

2007年加速器で陽子の衝突の実験が行われる。飛び散った時にどこかに消えてしまえば、5次元の裏付けするものとなる。


ソフィー:ねえねえ、でもそれって、この次元にあって、計測できない物質なった場合と区別できないのでは?

 

プラトテレス:まったくそのとおりだね。ランドール博士の理論は、ダークマターやダークエネルギーについてなにも語れていない。

つまり、ダークエネルギーに成ったという「解釈」が入り込む。


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