第3の形態の科学

 

コンピューターはいまや実験、理論物理学にならぶ「第3の(検証方法の)形態の科学」として確立されつつある。

実験に対して、「虚験」とも言われる。

計算科学とは

実験ー対象を設定して測定して、帰納的に分析

理論ーモデルに基づいて推論し、演繹的に推論

計算科学ーモデルに基づいて、シミュレーションし、帰納的に分析

 

 シミュレーションによって、単純な数学的モデルに抽象化する必要がなく 、実験することなく、経験できるのである。

 そしてこのコンピューター・シミュレーションによって、あまりに断片化された科学の再統合をもたらした。その知の結集が複雑系の科学である。

もはやコンピューターは史上最高の思想家の一人である。

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