テキスト ボックス: UNIFICATION OF HUMAN INTELLECT PROJECT 2007
テキスト ボックス: FORUM ON INTELLECTUAL UNITY II
 

 

 


 

脳を知ることはヒトを知ること。ヒトを知ることは社会を知ること。社会を知ることは世界を知ること。

進化が生みだしたヒトの脳。ヒトの脳から生まれた科学的理性と芸術的感性。その科学的理性と芸術的感性がもたらした文明社会。いま、人類文明は分断された両知性の統合へと進化する・・・。

2回次世代文化フォーラムでは、脳科学とヒト・文化・社会との関係に光をあて、人間知性と文化の進化について考えます。また、脳科学研究における最新の知見を取り込んだ美術作品の制作・展示に挑み、科学と芸術が交差する接点を模索します。

 

 

 


 

概要

    時: 2007年 127()129日(日) 

開催場所: 東京イタリア文化会館 (九段下)

第2回次世代文化フォーラム 〜 感情・身体・脳 :人間知性と文化の進化〜

 

申し込み:http://www.acejapan.or.jp/forum/uhip_2007.html

 

12月8日(土) アニェッリホール * 同時通訳付き
基調講演1 14:00〜14:50
ジャン=ピエール・シャンジュ氏 (パストゥール研究所 生物神経科学名誉教授) 
基調講演2 15:00〜15:50
ニコラス・ハンフリー氏 (ロンドン大学 経済学部哲学教授)
パネルディスカッション 16:10〜17:40
ジャン=ピエール・シャンジュ氏 (パストゥール研究所 生物神経科学名誉教授) FRANCE
ニコラス・ハンフリー氏 (ロンドン大学 経済学部哲学教授) UK
伊藤正男氏 (理化学研究所 脳科学研究センター特別顧問) JAPAN
ガエ・アウレンティ (建築家) ITALY 
モデレーター
デイヴィット・フリードバーグ (コロンビア大学 イタリア高等研究所ディレクター、芸術史教授) USA
icon参加者のプロフィールは、こちら

12月9日(日) アニェッリホール * 同時通訳付き
基調講演3 14:00〜14:50
伊藤正男氏 (理化学研究所 脳科学研究センター特別顧問)
基調講演4 15:00〜15:50
ガエ・アウレンティ (建築家)
パネルディスカッション 16:10〜17:40
ジャン=ピエール・シャンジュ氏 (パストゥール研究所 生物神経科学名誉教授) FRANCE
ニコラス・ハンフリー氏 (ロンドン大学 経済学部哲学教授) UK
伊藤正男氏 (理化学研究所 脳科学研究センター特別顧問) JAPAN
ガエ・アウレンティ (建築家) ITALY 
モデレーター
デイヴィット・フリードバーグ (コロンビア大学 イタリア高等研究所ディレクター、芸術史教授)
USA


icon シャンジュー氏の著書は、こちら
icon 伊藤正男氏の著書は、こちら
icon ハンフリー氏の著書は、こちら
icon アウレンティ氏の著書は、こちら
icon フリードバーグ氏の著書は、
こちら

美術展示会 〜脳内時計〜
12月7日(金)〜9日(日) 展示ホール
開館時間 11:00~18:00
委託アーティスト: 松川昌平 (建築家)
協力サイエンティスト: 深井朋樹 理化学研究所 BSI 計算論的神経科学研究グループディレクター
icon 作品については、こちら
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icon  協力サイエンティストの研究内容については、こちら


                          企画コーディネーション/キューレーション: 伊東はる奈

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主 催: 財団法人国際文化交流推進協会、 日本経済新聞社
協賛: 高砂熱学工業株式会社、 トヨタ自動車株式会社、株式会社東芝
助成: 国際交流基金、野村国際文化財団、東京倶楽部
特別協力: 日本航空
協力 東京イタリア文化会館、笹川日仏財団、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、NPO法人日本パスツール協会
後援 内閣府、文部科学省、外務省、ブリティッシュ・カウンシル、理化学研究所、
認定 社団法人メセナ企業協議会
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REGISTRAION INFORMATION
美術展示会 無料
フォーラム参加費: 事前申込 1,500円 (2日間の参加 2,500円)、 当日参加 2,000円、 30歳以下の学生 無料

お申込方法(先着順): 参加申込み書を下記からダウンロードし、メールまたはファックス:03-5562-4423にてご送付下さい。
Registration Form [word/ PDF]


* 参加申込み受付は10月1日(月)から開始します。
* 事前申込は、開催日の1週間前までに参加費をお振込みいただいた方のみとさせていただきます。
* 学生は学生証の提示が必要となります。

 
©2006 Japan Association for Cultural

 

 


 

┃次世代文化フォーラム 講演者・パネリスト プロフィール


 

ジャン=ピエール・シャンジュー PROFILE

1936年パリ北部ヴァル・ドワーズのドモンに生まれる。55年パリ高等師範学校、57年パリ大学自然科学部、現在 フランスのパストゥール研究所神経科学部門部長及び、コレージュ・ド・フランス名誉教授。大脳および神経系の機能に関する研究で国際的に著名な神経生物学者。フランス科学アカデミー会員。美術愛好家で美術品のコレクターとしても知られる。著書に『真理を求める人間アロステリックタンパク質の発見から認知神経科学へ』(産業図書、2005)、『理性と美的快楽』(産業図書、1999)、『考える物質』(産業図書、1991)、『分子と記憶』(同文書院、1991)などがある。

 

ニコラス・ハンフリー PROFILE

 

1943 年生まれ。1968 年ケンブリッジ大学心理学でPh.D.取得。その後、オックスフォード大学とケンブリッジ大学で動物行動学および実験心理学の助手・講師などを務め、現在、ロンドン大学経済学部の哲学教授。

ダイアン・フォッシーとルワンダに住むマウンテンゴリラの研究を行い、サルにおける脳の損傷後の「盲視(ブラインド・サイト)」の存在を最初に証明した。人間の知性と意識の進化をめぐる業績で国際的に知られる。

著書に『内なる目-意識の進化論』『喪失と獲得―進化心理学から見た心と体』などがある。マーティン・ルーサー・キング記念賞や英国心理学会ブック賞などを受賞。

人会員として小脳研究における世界的な権威。

 

 

 

伊藤 正男 PROFILE          

1928年愛知県生まれ。53年東京大学医学部卒業。熊本大学医学部助手、東京大学医学部助手を務めた後、オーストラリア国立大学のエックルス研究室で3年を過ごし、70年東京大学教授に就任。86年同大学医学部長、89年名誉教授に就任し、理化学研究所国際フロンティア研究システムに移る。94年日本学術会議会長、95年南カルフォルニア大学名誉博士。97年より理化学研究所脳科学研究センター所長、03年より同研究センター特別顧問。

藤原賞、日本学士院賞・恩賜賞、日本国際賞、文化勲章、ロバート・ダウ神経科学賞(米国)、レジョン・ドヌール勲章、IPSEN財団賞(ともにフランス)など数多くの栄誉を受賞。日本学士院会員、王立スウェーデン科学アカデミー外国人会員、英国王立外国人会員、フランス科学アカデミー外国人会員として、世界を舞台に活躍。小脳研究における世界的な権威である。シナプスの長期抑圧(LTD)を発見した。

 

 

 

モデレーター

デイヴィット・フリードバーグPROFILE   

コロンビア大学付属イタリア高等研究所ディレクター及び美術史教授。オランダおよびフランドル美術の歴史ならびに17世紀ローマ美術の研究を中心に、科学史や美術とその歴史の理解のための新しい認知神経科学について研究を行っている。また近年では、神経科学者と協働で視覚、運動、感情についての研究なども行っている。昨年3月に、世界的に著名な神経科学者、芸術家、デザイナーなどが同高等研究所に集まり、「芸術と精神の新生物学」と題した国際フォーラムが開かれた際、ノーベル神経学者エリック・R・カンデルと共に同フォーラムの指揮を務めた。アメリカン・アカデミー・オブ・サイエンス・アンド・アートおよびアメリカン・フィロソフィカル・ソサエティのフェロー。

 


 

 


 

┃美術作品委託アーティスト プロフィール


 

 

松川 昌平/Shohei Matukawa

 

経歴

1974 石川県金沢市生まれ
1998
東京理科大学工学部建築学科卒業
1999 000studio
主宰
2004
慶応義塾大学SFC環境情報学科非常勤講師

 

展覧会

2006 9坪ハウス2006 コンペ・ベスト99展 出展

2005- 池田亮司 datamatics 映像制作

2004 Modern Style in East Asia 2004 in Kyoto 出展
2004 Modern Style in East Asia 2004 in beijing
出展
2004-
池田亮司 C4I 映像制作
2004
池田亮司 インスタレーション data.spectra [ prototype ] 映像制作
2003
池田昌弘展「INTEGRATED IDENTITY」 映像制作
2003 sparks cafe*/ cyberscape performance
出展
2002-
池田亮司 formula [ ver.1.0 ][ ver2.3 ] 映像制作
2001
布・技と術 NUNOSENSE and SKILL 映像制作
2000
山本理顕 はこだて未来大学 映像制作
1999-2002 Toyo Ito/Blurring Architecture
映像「simulation」制作

 

 

 

 

 

 

受賞

2006 9坪ハウスコンペ2006 入賞

2005 くまもとアートポリス設計競技2005 優秀賞 ※6
2004 2004
年度 Good Design Award 新領域部門 グッドデザイン賞受賞 ※5
2004
7回文化庁メディア芸術祭アート部門 審査委員会推薦作品 ※5
2001
5回文化庁メディア芸術祭 デジタルアートインタラクティブ部門 審査委員会推薦作品 ※4
2000
建築士会連合会主催平成12年度懸賞設計競技 銅賞
2000
マルチメディアグランプリ2000 情報デザイン賞 ※3
1999
マルチメディアグランプリ1999 アート賞 ※2
1999
日経アーキテクチュア第5回デジタルデザインコンペティション 最優秀賞 ※2
1998
日本建築士会連合会懸賞設計競技 3 ※1
1998
12回東京ガス建築環境デザインコンペティション佳作 ※1
1998
第5回JIA東京都学生卒業設計コンクール 銅賞 ※1
1997
日本建築士会連合会懸賞設計競技 奨励賞 ※1

 

※1 三戸淳氏と協同
※2
松本文夫氏、脇田 玲氏と協同
※3
松本文夫氏と協同
※4
中西泰人氏、倉持正之氏、岡兼司氏と協同
※5
中西泰人氏、本江正茂氏と協同
※6
瀧口浩善氏、田畠隆志氏、角田大輔氏と協同

 

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