ある部屋に入ると必ず嘔吐感に悩まされた人がいた。科学者であった彼は原因を究明し外の空調の 振動が壁に伝わり、人の耳には聞こえない七ヘルツで(人に耳は二〇〜二万ヘルツまで)振動してい ることが原因とつきとめた。

 さて、これを発見した彼は七ヘルツの大音響を発する巨大な笛を作った。しかし、この実験にたず さわった人間は即死した。

 音は人を殺せるし物も壊せるのだ。もし自然界に七ヘルツが容易に存在し雷のようにみんなの頭か ら降り注いだらどうなるのだろう?想像するだけでおそろしい。

 だが昔はあったかもしれない。ストーンヘイジにあるような環状列石にはこの音を打ち消す力がある。もしかしたら古代の音の核シェルターだったかもしれない。

 少々神秘じみた話になってしまったが、古代人の知恵、とくに自然の摂理に関するのもは馬鹿にしな いほうかいいようだ。

 ネオフェリアも時には臆面もない古いもの好きであったほうが得策かもしれない。

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