<<第三部生命の起源>>
原子
宇宙の全ての物質は原子からできている。原子は原子核とその周りを回る電子からなる。
もし原子をTOKYO・DOMEの大きさに膨らましたら、原子核は豆ぐらいの大きさしかない。つまりあらゆる物のほとんどは空っぽで、この隙間を全部つめたら私達も砂粒以下になってしまう。
電磁波や核力によってつなぎ止められてる実質のないともいえる身体は、物質の幻覚を作り出しているだけにすぎない。もっと密度の高い生物が存在するとしたら、我々は、スカスカで半透明な幽霊みたいに見えるかもしれない。
原子の次元では生命も非生命も区別はない。ではどこからが生命の条件となるのだろうか?そしてどのように生まれたのだろうか?
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