私達が日頃感じる美しさとは何か基準があるのだろうか?性的な魅力とは別に法則的な美があってもいいのだろう。

 一対一・六の黄金比率は世界のどの人種にも通じる美感だが、これも人間の目が二つでこの間隔に配置されてるからだ。実際片目の人には正方形がもっとも美しくうつる。

色に対する感覚もほぼ共通したものがあるが、これも自然界から蝶の羽の模様や花の花弁の色は特定の場合をのぞき私達が見てもミスマッチをしない。

 美しい音階というものもこの世に音が存在した瞬間から、決められていたと考えられる。オクターブは物理的な振動の波形の重なりであり、この法則を守ってセミもトリも歌う。

 不快な配色や、音はほぼ哺乳類も昆虫も植物にも共通する原始的な信号のようだ。

 どうやら、私達が美しさを感じるのも自然の影響を受けているのは間違いないらしい。

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