カエルの卵は丸いが、鶏の卵は楕円だということも、物理の法則による。球形は最小の表面積で最大の容積を包み込む。この法則を利用してカエルや爬虫類は丸い卵を産む。彼らの卵は軟らかく、乾燥がふさがれるような場所を選んで産む。この時球形が可能な限り乾燥を防ぐ役割をすることになる。

 ところが鳥はもっと乾燥したところに、卵を生む場合が多い。当然殻はずっと硬くなったが、弾力を失い圧力で壊れ安くなった。そこで圧力に耐えられるようにあの絶妙な卵形が作られた。

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