皇帝はこの状況を眺めながらルークに仲間の敗北を説き、若きジェダイの怒りを煽っていた。彼はルークの怒りをさらに引き出すため、ジャジャーロッドにスーパーレーザーの使用を命じる。建造中のデス・スターから放たれた光線が一瞬にして同盟軍の艦船を蒸発させるが、彼らにもはや退路はなく、ハンが一刻も早く任務を遂げることを祈るしかなかった。だが、地上の戦いは混戦を深めており、ハンとレイアもバンカーの扉に阻まれ、成す術がなかった。その間にも上空では同盟軍が次々と大型艦を失っており、ランドは全軍を帝国艦隊の中に突入させて、デス・スターからの砲撃を阻止するのだった。皇帝は同盟軍の劣勢を尻目にルークを挑発し、彼をついに攻撃へと誘う。ルークが皇帝に光刃を振り下ろすと、ヴェイダーがそれを受け止めた。2人の衝突はそのまま戦いへと転じ、親子は皇帝の御前で最後の死闘を繰り広げるのだった。
ジェダイも堕ちたジェダイも、自分自身と世界を受け入れるために、内なる悪と直面する為に、そして、それを超える為に闘って
皇帝:
よろしい。攻撃的感情を使うのだ、弟子よ。体中に憎しみをたぎらせろ。
ヴェイダー: オビ=ワンもよく教えたものだ。
ルーク: 戦いたくないんだ、父さん。
ヴェイダー: 防御を外すのは愚かな行為だ。
ルーク: 心が背いているよ、父さん。父さんの中に善の心を感じる。葛藤があるんだ。
ヴェイダー: 葛藤などない。
ルーク: この前も僕を殺すことができなかった。今も僕を殺せるはずがない。
もし勝てたとしても、勝ち方によっては、ルーク自身がダークサイドに身を落とすことになる。
そして、同時に父を悪の淵から救い出さなければならないのだ。
ヴェイダー: ダークサイドの力を見くびるな。戦わぬというなら死あるのみだ。
皇帝:
よいぞ。よいぞ。