一方、内部ではルークとヴェイダーの戦いが続いていたが、ルークはあくまでも父を改心させたいと考えており、戦いを放棄して物陰に隠れてしまう。
ヴェイダー: 永遠に隠れていることはできないぞ、ルーク。
ルーク: 戦いたくない。
だが、ヴェイダーはフォースを通じてルークの心から娘の存在を知り、ルークがダークサイドを受け入れなければ妹を誘うと告げるのだった。この言葉に激怒したルークは憎しみを込めてヴェイダーを叩き、彼の腕を切断する。
ヴェイダー: ダークサイドに身を委ねるのだ。友人を助ける方法は他にないぞ。そうだ。心がおまえを裏切っている。彼らを案じているのだな・・・特に強く・・・妹を。そうか、双子の妹がいたのか。おまえの心は妹をも裏切ったのだ。オビ=ワンめ、娘を隠すとは小賢しい真似をしおって。だがこれですべて水の泡だ。おまえがダークサイドに転向せずとも、妹がすればよいのだ。
ルーク: させるか!
暗黒面は誰もがもっています、苦しみも同じです。暗黒面の存在はそれ自体で人間と邪悪にすることはない。苦しみもまた、それ自体弱点ではない。憎しみや妬みといった感情は、欠点ではないのです。条件がととのった時に現れる人生の一面にすぎない。ルークといえどそれは同じだった。
ヴェイダーが息子に屈服すると、皇帝はルークがダークサイドに身を任せたと判断し、彼に臣下となるよう求めるのだった。だが、ルークはそれを拒否し、ジェダイとして父の跡を継ぐと宣言したのである。
皇帝:
よくやった!憎しみがそなたに力を与えたのだ。さあ、運命に従い、父の後を継いで余に仕えるがよい。
ルーク: 断る。ダークサイドには転向しない。おまえの負けさ。僕はジェダイだ。かつて父がそうであったように。
皇帝:
それでは仕方がないな、ジェダイ。
改心せぬのなら、死んでもらうまでだ。
皇帝:
愚かな若造が。いまこそ、最期のときに思い知るがいい。
皇帝:
貴様の幼稚な技などダークサイドの力には到底およばぬわ。展望が欠如したツケを払うがよい。
ルーク: 父さん、助けて!
皇帝:
さて、若きスカイウォーカーよ・・・死ぬのだ。
パルパティーンはダークサイドの電撃を放ち、ルークを抹殺にかかる。服従を拒むなら、脅威となる前に殺すしかない。成す術なくもがき苦しむルークに、皇帝は容赦なく暗黒の力を浴びせるのだった。