*第一の自由化   三次元世界からの自由(物質の領域における自由)

 

生命はあらゆるところにその生息域を広げる傾向がある。もっとも広い範囲からもっと良い、おいしい食べ物を選ぼうと、海から陸、そして空へと生物は進化してきた。

これを生物の内部から見ると<神経から脳への発達>というかたちで進んできた。脳の発達によって行動半径は拡大したわけである。もちろんその間途中で足踏みするものもあれば、力尽きるものもあった。また、安逸に流されて、下降し退化するものもたくさんいた。

しかし生命の自由化がこの第一の自由化だけに止まり、それが進化の最終目標であったなら、必ず人類には翼は生えていたに違いない。

天使や天女のイメージは第一の自由化のあこがれのアーキテクトかもしれない。

 

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