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ダークマター |
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銀河系の全惑星の質量を足しても、銀河を回転させるようなエネルギーとはならない。明らかに質量が足りないのだ。
なにか見えない質量が存在していることになる。その仮定物質を(ダークマター暗黒物質)と称している。
その候補として
などが考えられている。
さて、こんなことを発見してなにが面白いのだろう?
1)物理学の記述方法が根本から覆る。
洗濯機の中に水をいれて渦をつくる。その中に直径1mmの発泡スチロールの球を投げ込むと、水流と同じく銀河のような渦を描くことになる。
この際言うまでもなく、発泡スチロールは自身で運動しているのではなく、水流が運動していて、それに動かされているにすぎない。
そして大事なのは微視的に見れば、水に対して球はなんら動いてないことである。
現代物理の最大の欠点は、こうした水流エネルギー(宇宙全体を占める空間の物質=ダークマター)を無視して記述されている点にある。視覚化されている、発泡スチロールの球の運動だけを追いかけている。
マイケルソン・モーレーの実験も意味がないのは、微視的にみれば、水流に乗って流れるがままの、球に乗ってる観測者から水流を測ろうとしている点にある。ダークマターの存在を考慮にいれると、あの実験は根本的に意味をなさない。この時、特殊相対性理論は排除されることになる。
2)それは宇宙の終焉を占うことになるかもしれないからだ。
宇宙全体にどのくらいの物質量が存在するかで、宇宙がビックバンの膨張と同じように膨張しつづけるか、収縮に向かいやがて終焉を迎えるかが決まると考えらている。
宇宙全体の質量がある値より大きい場合、物質の重力自身により宇宙の膨張が止まり、やがて収縮に入るとされ、ある値より小さい場合、永遠に膨張し続けるとされる。
さ
最新のシミュレーションでは、ダークマターの量は目に見える物質の6倍もあるというのだ。
さらに目に見える物質とダークマターをあわせても全宇宙のわずか27%にしかならないのだ。
残りの73%ダークエネルギー
宇宙を構成するモノ | その質量 |
目に見えるもの。我々が観測可能なのもの | 6% |
ダークマター | 23% |
ダークエネルギー | 73% |
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