HOMEHOME HOME2004/11/081231111.doc1=物質の科学と先端技術(‘04)=( TV 〔主任講師:岩村秀(放送大学教授)〕〔主任講師:東千秋(放送大学助教授)〕〔主任講師:飯田汎(東レ経営研究所特別研究員)全体のねらい21世紀社会のキーワードは、新知識の創造、環境調和、生活文化の創造で表現される。20世紀の科学技術の進歩発展のあと、21世紀社会がさらに発展を遂げるには、環境保全・資源エネルギー制約の中で、これまでの科学技術知識を土台にしながら、新な知識を探求せねばならない。一方、成熟した社会にあって、高度な先端技術が支える安全で安心のできる豊かな文化社会の構築が求められている。新たな文明を形成する要素となるさまざまな先端技術開発の最前線から、その基盤となる物質と材料がもつ機能と科学について学習する。最初の2回を現代社会と物質観の学習にあて、3〜5回を新知識創造の要素である情報技術に、6〜11回を環境調和の視点で、また12〜15回を新文化の創造を軸に学習し、最後に全体を総括する。回テーマ内容執筆担当講師名(所属・職名)放送担当講師名(所属・職名)


21世紀の社会と先端技術新知識の創造、環境調和、生活文化を支える科学技術の役割を明らかにし、そのキーを握る技術要素が物質・材料であることを知る岩村秀(放送大学教授)岩村秀(放送大学教授)
     
 
     
     
     
     

2先端技術の要素と物質現在の先端技術を支える物質・材料の科学のフロンティアを紹介する同上同上
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情報量の増大を支える記憶・記録材料とデバイス技術情報化社会のキーとなる記憶・記録材料に焦点をあて、その増大するニーズに応えるLSI,磁気メモリー、光メモリーなど各種材料を取り巻く物質の科学を概観し、記憶・記録材料の未来を展望する。飯田汎(東レ経営研究所特別研究員)飯田汎(東レ経営研究所特別研究員)
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情報通信技術を支える材料の科学ネット社会の基盤を形成する情報通信技術の最前線を理解するとともに、同技術のキーファクターとなる材料の科学を概観する。雀部博之(千歳科学技術大学学長)雀部博之(千歳科学技術大学学長)

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電子ディスプレイデバイスの発展と材料の科学マン・マシンインターフェイスの情報交換に不可欠なキーデバイス電子ディスプレイである液晶、プラズマ、有機EL各ディスプレイそれぞれの特徴とともに、表示材料としての原理と物質の持つ機能を理解し、未来の表示素子のあり方を学習する。飯田汎飯田汎2004/11/081231111.doc2回テーマ内容執筆担当講師名(所属・職名)放送担当講師名(所属・職名)
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鉄鋼材料の発展と先端技術構造材料として長い歴史を有する鉄鋼はいま、超高強力鋼として新たな期待を担っており、鉄鋼の歴史と材料としての科学を学習し、鉄鋼材料研究の最前線から、構造材料の将来を知る。飯田汎飯田汎
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有機高分子材料の発展と環境への適合合成高分子誕生の歴史と特徴を知り、ポリプロピレン製造技術の発展とともにプラスチック材料と環境・資源問題の意義を学ぶ。また工業用プラスチックの寿命延長と耐熱性向上の課題について学習し、次世代高分子材料のパラダイムを明らかにする。同上同上
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材料の製造とプロセスイノベーション社会が必要とするイノベーションにはさまざまな型があるが、ここでは革新的なプロセス開発に焦点をあてて、その意義を学習する。東千秋(放送大学助教授)東千秋(放送大学助教授)
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物質の分離と先端技術の開発資源から純物質の分離、高純度物質の機能の利用、機能分離膜と超純水など先端技術に密接不可分となっている分離技術は、資源循環型社会においての重要性が大きいことを学習する。飯田汎飯田汎
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エネルギー技術と物質技術三要素の一であるエネルギー技術の変遷と現代の石油資源依存から次世代へのエネルギーシステムにむけた新エネルギー開発の意義を各種クリーンエネルギーである太陽電池、燃料電池,メタノールなどを通じて学習する。東千秋東千秋
   
全部あわせても400年で枯渇    

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センサ技術と物質さまざまな先端技術を工業化するうえでセンサーの役割と重要性は欠かせない。物理、化学、生物センサーなど刺激量の区分に応じて呼称されるセンサーはまた、物質・材料面からも区分されるなど、その多様性の多さと意義について学習する。雀部博之雀部博之
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ゲノム科学と社会生活20世紀半ば以降になって明らかにされた遺伝子の本質DNAの構造解明や遺伝子操作の開発によるバイオテクノロジーの発展の様子を理解する。20世紀末になって急速に進展したゲノム解析の意義を学習し、21世紀の今ポストゲノムとして進行するさまざまな先端科学技術の進歩の様子を物質としてのゲノムの本質とともに学習する。飯田汎飯田汎
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先端医療を支える組織工学最前線細胞は生命の基本単位を担う構成物質である。その細胞を培養し、組織化して、病気やケガで損傷した人間の体を再生して修復する組織工学の最前線を展望する。東千秋東千秋2004/11/081231111.doc3回テーマ内容執筆担当講師名(所属・職名)放送担当講師名(所属・職名)
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産業の扉を開くナノテクノロジーと材料革命21世紀の基幹科学技術ナノテクノロジーの全貌を電子、化学、機械、バイオなど分野横断的な視点から概観し、ナノマテリアルの展開を通じて、それをめぐる科学技術の理解と産業への展開の可能性を知る。飯田汎飯田汎
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21世紀社会をリードするグリーンケミストリーと新科学のフロンティア21世紀環境調和社会をめぐって物質の製造プロセスのあり方が問われる。環境負荷を低減するグリーンケミストリーの意義を理解するとともに、21世紀型の物質観を新化学のフロンティアから学ぶ。岩村秀岩村秀