HOME =博物館資料論(‘04)=(TV〔主任講師:石森秀三(国立民族学博物館教授)全体のねらいこの講義のねらいは、世界と日本における具体的な事例にもとづいて、博物館資料の収集、整理・保管、展示、調査・研究などに関する理論や方法を多面的に紹介することにある。回テーマ内容執筆担当講師名(所属・職名)放送担当講師名(所属・職名)
博物館資料の意義博物館は、資料を収集・保管し、展示して教育的配慮のもとに市民の利用に供し、あわせて資料に関する調査・研究を行う機関である。そのような博物館の根幹をなす「資料」の意義について概説を行う。石森秀三(国立民族学博物館教授)石森秀三(国立民族学博物館教授)
2自然系資料の事例各種の博物館資料のうち、天地万物に関する自然系資料について、世界と日本の自然と生態の博物館における具体的な事例にもとづいて紹介する。同上同上
3理工系資料の事例各種の博物館資料のうち、科学と技術に関する資料や産業遺産について、世界と日本の理工系博物館における具体的事例にもとづいて紹介する。同上同上
4人文系資料の事例各種の博物館資料のうち、考古、歴史、民俗、芸術などの諸資料について、世界各地の美術館や歴史博物館などにおける具体的事例にもとづいて紹介する。同上同上

考古資料:

エドワードモースが日本で始めての「考古資料」が発見。それが、大森貝塚:その後、明治時代にどこにあるのかもわからなくなる。その後保護法ができる。

高松塚・吉野ヶ里・三内丸山

遺跡=遺構(不動産)+遺物(動産)

 

歴史資料:

 


5民族資料の事例各種の博物館資料のうち、世界の諸民族に関する資料について、世界と日本の民族博物館における具体的な事例にもとづいて紹介する。同上同上
6マルチメディア資料の事例各種の博物館資料のうち、マルチメディアに関する資料について、世界と日本の博物館や美術館などにおける具体的事例にもとづいて紹介する。石森秀三石森秀三
7博物館資料の整理と保管博物館は、展示による普及・教育、文化財の保存・保護、学術研究などのために資料の収集を行う。収集された資料は、分類・整理されてから保管される。資料収集の方法や資料保管の方法などについて概説する。宇野文男(福井大学教授)宇野文男(福井大学教授)2003/11/151655914.doc2回テーマ内容執筆担当講師名(所属・職名)放送担当講師名(所属・職名)
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博物館資料の情報化博物館は、各種の資料を収集・保管するとともに、それらの資料を有効に活用するために情報化を行っている。具体的事例の紹介をとおして、博物館資料の情報化に関連する諸問題について概説する。鈴村明(国立民族学博物館情報管理施設専門官)鈴村明(国立民族学博物館情報管理施設専門官)
9博物館資料の保存博物館資料にはさまざまな種類のものがあるために、資料の性質により保存の方法が異なる。博物館資料損壊の原因とその対応のあり方、資料保存の実際などについて、具体的事例にもとづいて紹介する。園田直子(国立民族学博物館助教授)園田直子(国立民族学博物館助教授)
10博物館資料の修復博物館資料は古い時代から伝わるものが多いために、修復を必要としている。資料の修復の目的や方法などについて、具体的事例にもとづいて紹介する。同上同上
11博物館における調査・研究博物館は、資料の収集、整理・保管、展示などとともに、資料の調査・研究という機能を有している。具体的事例の紹介をとおして、博物館における調査・研究活動の重要性を概説する。石森秀三石森秀三
12博物館における展示の形態と種類博物館の多様化が進むなかで、博物館における展示の重要性が以前にも増して、問われるようになっている。博物館における展示の形態と種類について、具体的事例にもとづいて概説を行う。宇治谷恵(国立民族学博物館情報管理施設専門官)宇治谷恵(国立民族学博物館情報管理施設専門官)
13博物館における展示計画博物館における展示の実施にあたっては、周到な計画を必要としている。展示基本構想の策定から基本計画の策定、実施設計にいたるまでのプロセスについて、具体的事例にもとづいて概説する。宇治谷恵宇治谷恵
14博物館における展示技術博物館における展示の実施にあたっては、各種の展示技術を必要としている。展示の配置計画、動線計画、空間構成、展示のデザイン、展示備品など、博物館における展示技術の諸相を具体的事例にもとづいて紹介する。同上同上
15博物館資料の未来博物館の多様化が地球的な規模で進展するなかで、博物館資料についても、その収集、保管、展示、調査・研究のあり方が大きく問われる時代になっている。博物館資料の未来について多面的に検討を行う。石森秀三石森秀三