001
手話の現在「手話と言語」
(TV)
〔担当講師:鳥越 隆士(兵庫教育大学教授)〕
講義内容
聴覚障害者のコミュニケーションの手段として今日重要性を増している「手話」について、言語学、比較文化論などの視点から解説を加えるとともに、社会での「手話」の役割や課題、今後の展望を明らかにし、聴覚障害者や「手話」についての理解を深める。
002
手話の現在「手話のひろがり」
(TV)
〔担当講師:鳥越 隆士(兵庫教育大学教授)〕
講義内容
聴覚障害者のコミュニケーションの手段として今日重要性を増している「手話」について、言語学、比較文化論などの視点から解説を加えるとともに、社会での「手話」の役割や課題、今後の展望を明らかにし、聴覚障害者や「手話」についての理解を深める。-----
003
消え行くアラル海〜21世紀「水の時代」を考える〜
(TV)
〔担当講師:石田 紀郎(立命館大学客員教授)〕
講義内容
世界第4の湖といわれたアラル海が縮小し、近い将来地図上から姿を消す可能性も指摘されている。アラル海周辺の街では、生活の中心だった漁業が全滅し、残留農薬など化学物質による地下水汚染が問題になり、住民の健康被害も心配されている。
また、主産業である綿、水稲栽培も塩害により大きな打撃を受けている。農業生産の増大を目指して実施された大規模灌漑開発に端を発したアラル海の縮小問題を、10余年のフィールド調査により収集した映像資料を基に、社会、経済、環境面などから総合的に考察する。
004
渇く大地・溺れる大地
(TV)
〔担当講師:竹内 邦良(山梨大学教授)〕
講義内容
水問題は近年急速に地球規模のテーマに発展し、危機状態にあると言われている。多すぎ、少なすぎ問題の現状と解決努力を紹介する。途上国を中心とした水不足、世界的広がりを見せる洪水など水問題解決のため国連やNGOは国際的な取り組みを進めている。そのあり方、行動原理を考える。--------------
005
秀吉が見た能〜卒都婆小町の復元〜
(TV)
〔担当講師:高桑 いづみ(東京文化財研究所音楽舞踊研究室長)〕
講義内容
能の上演テンポは,往事に比べ50%ほども遅くなっているという。当時の楽譜や資料の解読に基づいて「卒都婆小町」を往事の桃山時代のスタイルで復元し、現行の上演スタイルと比較してその違いを明らかにした上で、その因って来る理由や、往事のスタイルに学ぶべき点がないかなどについて考察する。-----------------
006
人々の生活を支える建築構造(1)「免震構造」
(TV)
〔担当講師:和田 章(東京工業大学教授)〕
講義内容
日本は,世界有数の地震国であり,夏から秋にかけて毎年襲ってくる台風の威力も強い。明治維新以来,欧米からコンクリート,鉄とガラスを用いた建築が導入され,耐震構造,耐風構造の研究,開発が行われてきた。番組では,免震構造,制振構造等,建築の安全性に関する最新技術について講義する。-
007
人々の生活を支える建築構造(2)「制振構造」
(TV)
〔担当講師:和田 章(東京工業大学教授)〕
講義内容
日本は,世界有数の地震国であり,夏から秋にかけて毎年襲ってくる台風の威力も強い。明治維新以来,欧米からコンクリート,鉄とガラスを用いた建築が導入され,耐震構造,耐風構造の研究,開発が行われてきた。番組では,免震構造,制振構造等,建築の安全性に関する最新技術について講義する。
008
江戸を読む〜「熙代勝覧」の世界〜
(TV)
〔担当講師:吉田 伸之(東京大学大学院教授)〕
講義内容
神田今川橋から日本橋に至る街路と街並みが連続の画面として12mにわたって描かれている『熙代勝覧』には,爛熟期を迎えた文化・文政期の江戸の町が,美しい色彩で詳細に描かれている。当時の社会構造を,絵巻に描き込まれた図像を手がかりに,解明していく。たとえば,三井越後屋はどのように成立していったか,願人坊主の正体はなど,絵巻を手がかりに巨大城下町江戸の社会構造を読み解いていく。
009
中国・福州琉球館
(TV)
〔担当講師:西里 喜行(琉球大学教授)〕
講義内容
14世紀から17世紀にかけて,琉球は進貢船による「明」「清」との交易が開かれ,その富を基礎に琉球王国の全盛時代が築き上げられた。その交易のシンボルとして存在していたのが福州の「琉球館」であった。この「琉球館」の存在をテーマに,なぜ琉球が朝貢貿易が成立し成功していったのか,地元琉球大学と中国・福建師範大学が共同で進める調査研究の一部を講義する。
010
表象としての理想都市〜フランス王立製塩所〜
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
一神教の文化のヨーロッパには,中心のある都市が多い。一方,平安京に見られるような碁盤の目の都市は,明らかにヨーロッパの都市とは違う。ヨーロッパ型の中心をおく思想は啓蒙思想の中核をなしており、この考えは、ヨーロッパ建築の中にも多数見出される。その代表例が,18 世紀にルドゥーがフランスのロレーヌ地方のアルケスナンに建てられた王立製塩所である。すでに取材したこの製塩所の映像をもとに、この一望監視方式の建物が持つ意味やその影響について講義する。
011
ルイス・カーン〜沈黙から光へ、そして建築へ〜
(TV)
〔担当講師:香山 壽夫(放送大学教授)〕
講義内容
20 世紀を代表する建築界の巨匠ルイス・カーン。機能主義や技術主義が先行する戦後の建築界にあって、建築の本質を「社会に向かって働きかける永続的な力」と定義し、建築の精神、理論、実践において深遠な貢献をもたらした希有な存在である。カーンに師事した香山教授が、カーンの建築の魅力や現代における意味を考察する。
012
江戸の暮らし〜宿場と寺子屋〜
(TV)
〔担当講師:安藤 義雄(足立区立郷土博物館特別専門員)〕
講義内容
千住の宿場の暮らしと,寺子屋のあり方に焦点を当てて,江戸時代の都市と生活について解説する。江戸時代の宿場であり,それも大消費地を控えた農産物の集積の場でもあった千住とはどんな所だったのだろうか。また,千住で寺子屋をしていた多坂梅里先生という町医を取り上げ,寺子屋師匠の教え方や子どもたちの関係について分析する。
tv013ロラン・バルトと現代〜テクストの快楽が意味するもの〜
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:小林 康夫(東京大学大学院教授)〕
〔担当講師:石田 英敬(東京大学大学院教授)〕
講義内容
1960 年代に「構造主義・四天王」の一人とされたロラン・バルトは,死後22 年を経て,その評価はいよいよ高くなっている。パリ・ポンピドゥー・センターに おける『ロラン・バルト展』と国際シンポジウム,ならびに『バルト・デッサン展』 とバルト国際シンポジウムを素材に,ロラン・バルト評価の現在を問う。
TV014
ロラン・バルトと現代〜テクストの快楽が意味するもの〜
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:小林 康夫(東京大学大学院教授)〕
〔担当講師:石田 英敬(東京大学大学院教授)〕
講義内容
1960 年代に「構造主義・四天王」の一人とされたロラン・バルトは,死後22 年を経て,その評価はいよいよ高くなっている。パリ・ポンピドゥー・センターに おける『ロラン・バルト展』と国際シンポジウム,ならびに『バルト・デッサン展』 とバルト国際シンポジウムを素材に,ロラン・バルト評価の現在を問う。
TV015
ロラン・バルトと現代〜テクストの快楽が意味するもの〜
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:小林 康夫(東京大学大学院教授)〕
〔担当講師:石田 英敬(東京大学大学院教授)〕
講義内容
1960 年代に「構造主義・四天王」の一人とされたロラン・バルトは,死後22 年を経て,その評価はいよいよ高くなっている。パリ・ポンピドゥー・センターに おける『ロラン・バルト展』と国際シンポジウム,ならびに『バルト・デッサン展』 とバルト国際シンポジウムを素材に,ロラン・バルト評価の現在を問う。
TV016
知の記憶・知の未来(2)
「生をどうデザインするのか〜文明の転換点で〜」
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:西垣 通(東京大学大学院教授)〕
〔担当講師:石田 英敬(東京大学大学院教授)〕
講義内容
人類の知はこれからどこへ向かおうとしているのだろうか。このシリーズでは, そのベースを人類の歴史に置き,「情報」「生命」「歴史」「宗教」をキーワードに, 新しい知の世界が人類を,地球をどのように変えていくのか展望していく。第1回 は,人間はどこからきてどこへ行こうとしているのかを,「情報」をキーワードに 読み解く。第2回は,地球上の生命と共存していく立場から,「知」の未来を「生命」をキーワードに読み解く。
TV017
日中における「美女」〜比較文化史からの試み〜
(TV)
〔担当講師:張 競(明治大学教授)〕
講義内容
古来、美人は世の憧れを誘い、人の心を捉えてやまない。美人とは何か。本来、 地域、文化によってその基準は大きく違う。ある地域、文化で美人とされた人が、他の地域、文化では必ずしも美人とは限らない。
それでは文学や絵画のなかで美人はどのように描かれてきたのだろうか。
東アジアの歴史の中における美人幻想をさぐり、美人とは何か、そのいつまでも 人々を捕らえてやまない美人の姿を、日中の文化比較を通して考察する。
TV018
仏像と古代美術〜天平彫刻の美〜
(TV)
〔担当講師:松浦 正昭(奈良国立博物館仏教美術資料研究センター長・放送大学奈良学習センター客員教授)〕
講義内容
仏像を造像主題(テーマ)の進展、表現様式(スタイル)の展開、製作技法の発 達などの観点から考察し、同時に古代日本におけるアジア世界との文化交流を物語る歴史的所産としてとらえ直す。
TV019
黒船が運んだ音楽
(TV)
〔担当講師:笠原 潔(放送大学助教授)〕
講義内容
日本近代の幕開けをもたらしたペリーの黒船来航は、同時に、日本の洋楽流入史 上に新たな一頁を開いた。この時演奏された曲の中には、『ヤンキー・ドウードウ ル』、フォスターの『主人は冷たい土の中』、現在のアメリカ国歌『星条旗』など、 我々の耳に新しい曲が多数含まれていた。現地ロケ(浦賀、久里浜、横浜)や奏楽 の模様を伝える日本側図像史料(新潟県柏崎市の黒船館など)を交えながら、黒船来航時に演奏された曲目の数々を紹介する。
TV020
海が結ぶ近世社会〜薩摩藩と琉球〜(1)
王国への侵攻と新体制
(TV)
〔担当講師:原口 泉(鹿児島大学教授)〕
講義内容
近世において南九州、奄美諸島、沖縄という3地域には、固有の内部構造があり、 各地域が有機的な諸関係を持ちながら成り立っていた。そのため、琉球王国は薩摩 藩の支配下に置かれた後も独立国家の体裁を保ち続けたのである。その内部構造を 明らかにすることは、今日、緊張関係にある北東アジアを理解するために重要であ る。3地域の全体構造の特徴と役割を2回にわたって講義する。
TV021
海が結ぶ近世社会〜薩摩藩と琉球〜(2)
外圧と幕末の変革
(TV)
〔担当講師:原口 泉(鹿児島大学教授)〕
講義内容
近世において南九州、奄美諸島、沖縄という3地域には、固有の内部構造があり、 各地域が有機的な諸関係を持ちながら成り立っていた。そのため、琉球王国は薩摩 藩の支配下に置かれた後も独立国家の体裁を保ち続けたのである。その内部構造を 明らかにすることは、今日、緊張関係にある北東アジアを理解するために重要であ る。3地域の全体構造の特徴と役割を2回にわたって講義する。
TV022
和洋折衷建築の原点
〜「聴竹居」が問いかけるもの〜
(TV)
〔担当講師:藤森 照信(東京大学教授)〕
講義内容
「聴竹居(ちょうちくきょ)」は、竹の葉音が聴こえてくる住居である。この風 雅な家は、建築家・藤井厚二が建てた私邸で、外観は木造の純和風。内部は間仕切りがない板張りの洋間になっていて、70 年以上の時の経過を感じさせない。和洋折衷の原点であり、手本でもある。
国際的な近代建築保存組織(DOCOMOMO)は、日本の近代建築20 選の一 つに、「聴竹居」を選んでいる。モダン・リビングのパイオニアとの評価を得る「聴 竹居」を徹底的に分析し、今日的意義や今後の住まいのあり方を考察する。
TV023
先住民の知恵に学ぶ
〜北米先住民の口承史から〜
(TV)
〔担当講師:星川 淳(作家・屋久島環境政策研究所主幹)〕
講義内容
植民地支配者とは異なる先住民のまなざしで捉えた北アメリカの歴史と風景を、 先住民の「口承史」の語りを通して描き、歴史の見直しに繋がる口承史研究の意義 を探る。具体的には、アメリカ北東部の先住民イロコイ族の血を引く公認口承史後継者として、首都ワシントンで30 年以上にわたり、海外援助、女性の地位向上、 先住民文化の振興と教育などを主題とする議会活動やNGO活動に従事してきた ポーラ・アンダーウッド女史(故人)の仕事を中心に取り上げる。
TV024
先住民の知恵に学ぶ
〜北米先住民の口承史から〜
(TV)
〔担当講師:星川 淳(作家・屋久島環境政策研究所主幹)〕
講義内容
植民地支配者とは異なる先住民のまなざしで捉えた北アメリカの歴史と風景を、 先住民の「口承史」の語りを通して描き、歴史の見直しに繋がる口承史研究の意義 を探る。具体的には、アメリカ北東部の先住民イロコイ族の血を引く公認口承史後継者として、首都ワシントンで30 年以上にわたり、海外援助、女性の地位向上、 先住民文化の振興と教育などを主題とする議会活動やNGO活動に従事してきた ポーラ・アンダーウッド女史(故人)の仕事を中心に取り上げる。
TV025
「知の変容」(5)
〜脳科学が変える知の世界〜
(TV)
〔担当講師:下條 信輔(カリフォルニア工科大学教授)〕
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
社会を取り巻く環境の変化、技術の急速な進展により、大学は一気に多様化、個 性化、そして競争の時代に突入しようとしている。大学教育の地殻変動を世界の大学に取材し、今後の日本の大学のあり方を問う。
第5回は、ITの進歩により、知の生産がどのように変わろうとしているのかを取り上げる。
TV026
「知の変容」(6)
〜新しい人間理解を求めて〜
(TV)
〔担当講師:小林 康夫(東京大学教授)〕
〔担当講師:高田 康成(東京大学教授)〕
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
社会を取り巻く環境の変化、技術の急速な進展により、大学は一気に多様化、個 性化、そして競争の時代に突入しようとしている。大学教育の地殻変動を世界の大学に取材し、今後の日本の大学のあり方を問う。
第6回は、ますます細分化していく学問領域に対して、その統合や学際的な動きはどうなっているのかを明らかにする。
TV027
世界の中の世阿弥
(TV)
〔担当講師:松岡 心平(東京大学教授)〕
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
700 年あまり隔ててなお,世界の知識人・演劇人に大きな影響を与え続けている 世阿弥。その世阿弥について,世界の研究者,演劇人が集まり「世阿弥国際シンポジウム」が平成13 年7月東京で開かれた。
3日間にわたる討議を通じて,日本を代表する芸術理論と舞台芸術の創始者の多 様で豊穣な様相が浮かび上がる。このシンポジウムでの議論を紹介しながら,「世 阿弥」がグローバリゼーションの地平で持ちうる創造的な可能性を考え,日本の伝統文化の力を問う。
TV028
シリーズ「私の教育改革」
知的障害児と保育
(TV)
〔担当講師:細川 速見(生野こどもの家園長)〕
講義内容
「教育改革」をめぐって数々の議論が飛び交う中,地味ながら現場で独自の実践 を積み重ね,「それぞれの教育改革」を押し進めている人達がいる。
「知的障害」「生と死」「ボランティア」といった問題に真正面から取り組んできた3人の講師に,悪戦苦闘の道程を語ってもらい,21 世紀における「教育の再生」への足がかりとしたい。
TV029
シリーズ「私の教育改革」
生と死を見つめる授業
(TV)
〔担当講師:金森 俊朗(金沢市立南小立野小学校教諭)〕
講義内容
「教育改革」をめぐって数々の議論が飛び交う中,地味ながら現場で独自の実践 を積み重ね,「それぞれの教育改革」を押し進めている人達がいる。
「知的障害」「生と死」「ボランティア」といった問題に真正面から取り組んできた3人の講師に,悪戦苦闘の道程を語ってもらい,21 世紀における「教育の再生」への足がかりとしたい。
TV030
シリーズ「私の教育改革」
ボランティア活動と高校生
(TV)
〔担当講師:堀米 幹夫(山形県教育庁社会教育課長)〕
講義内容
「教育改革」をめぐって数々の議論が飛び交う中,地味ながら現場で独自の実践 を積み重ね,「それぞれの教育改革」を押し進めている人達がいる。
「知的障害」「生と死」「ボランティア」といった問題に真正面から取り組んできた3人の講師に,悪戦苦闘の道程を語ってもらい,21 世紀における「教育の再生」への足がかりとしたい。
TV031
南アジア市場の文化人類学的考察
(TV)
〔担当講師:鹿野 勝彦(金沢大学教授)〕
講義内容
アジアの市場は活気にあふれている。長い歴史の中で豊かに培われてきたいわば 伝統文化である。とりわけインドは,アジアの中でも最も華やかで多彩な民族文化を誇る。そこには日本や欧米には感じられない”活力”と”生命力”が存在する。
講義では南アジアの市場の姿を文化人類学的視点からとらえるとともに,そこに生 きる人々のバイタリティー・エネルギーの源を探り,アジア理解の一助とする。
TV032
都市照明のデザイン学
(TV)
〔担当講師:石井 幹子(照明デザイナー)〕
講義内容
わが国における都市照明の先駆者として,各地の都市照明を数多く手がけ,平成12 年秋,紫綬褒章を受章した石井幹子さんに,都市デザインにおける光の役割と,21 世紀に向けて都市と光と人との新たな関わりを展望してもらう。
石井さんが関わった作品を中心に,欧米の豊富な実例を取り上げる。
TV033
「知の変容」(3)
〜IT革命と遠隔型大学教育〜
(TV)
〔担当講師:長岡 亮介(放送大学教授)〕
講義内容
IT革命によって,世界中の大学の講義をいながらにして受講することが夢では なくなった。こうした中で,遠隔高等教育はどのような内容のものがいかに進めら れるのだろうか。このことを,現在の世界の遠隔教育の現状の取材と,大学関係者のインタビューを通して明らかにしていく。
TV034
「知の変容」(4)
〜指導的人材の育成と大学〜
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:柏倉 康夫(放送大学教授)〕
講義内容
大学の大衆化のベクトルとは異なる路線に立つ「少数精鋭のエリート」の育成。
こうした考え方の教育機関として実績を上げているフランスの高等師範学校(エコ ール・ノルマル)や国立行政学院(ENA)の教育やその卒業生を取材し,指導者や研究者の育成はどうあるべきかを考えていく。
TV035
心の癒しとは何か
〜教育と臨床心理の接点を求めて〜
(TV)
〔担当講師:大塚 義孝(京都女子大学名誉教授)〕
講義内容
臨床心理を学びたい人々は,今日益々増加している。その背景は何か。さらにま た文部科学省は全国の小中学校に1校1人の割合で臨床心理士を中心としたスクールカウンセラーを配置しようと計画している。
今日の教育の病を臨床心理は癒すことができるのだろうか。これらの問題を明らかにする。
TV036
心の癒しとは何か
〜教育と臨床心理の接点を求めて〜
(TV)
〔担当講師:大塚 義孝(京都女子大学名誉教授)〕
講義内容
臨床心理を学びたい人々は,今日益々増加している。その背景は何か。さらにま た文部科学省は全国の小中学校に1校1人の割合で臨床心理士を中心としたスクールカウンセラーを配置しようと計画している。
今日の教育の病を臨床心理は癒すことができるのだろうか。これらの問題を明らかにする。
TV037
世界の劇場建築(1)
イタリア式額縁舞台の栄光
(TV)
〔担当講師:清水 裕之(名古屋大学教授)〕
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
ルネッサンスから近代への西洋型劇場の典型的な建築を,建築学と芸術文化経済
学の観点から考察する。
TV038
世界の劇場建築(2)
ルネッサンスからバロックへ
(TV)
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
〔担当講師:香山 壽夫(放送大学教授)〕
講義内容
ルネッサンスから近代への西洋型劇場の典型的な建築を,建築学と芸術文化経済
学の観点から考察する。
TV039
瀬戸内寂聴が語る「待賢門院と西行」
(TV)
〔担当講師:瀬戸内 寂聴(小説家)〕
講義内容
武芸のみならず風雅の道をわきまえた西行は,300種あまりもの恋の歌を残し ているが,そのほとんどは悲恋の想いであるという。寂聴氏は,「西行の想いの対 象は鳥羽天皇の中宮,待賢門院である。」と作家らしく推測する。待賢門院と西行 −この二人のドラマティックともいえる生きざまを京都・嵯峨野,瀬戸内寂聴氏の庵「寂庵」で語ってもらう。
TV040
世界の文化遺産を護る
〜第15 回「大学と科学」公開シンポジウムより〜
(TV)
〔担当講師:斎藤 英俊
(独立行政法人東京文化財研究所国際文化財保存修復協力センター長)他〕
講義内容
文化遺産は人類共通の財産であり,国家,民族を超えて保護する必要があり国際 協力が不可欠である。しかし,宗教,社会体制,経済状況が異なる中での協力事業 は,多くの困難な問題を抱えている。実施されている国際協力事業を通して研究を進めている研究者が研究成果を公開,文化財の保護と国際協力についてわが国の果たすべき役割を提言するシンポジウム。
TV041
古代ギリシアと「新しい考古学」
(TV)
〔担当講師:周藤 芳幸(名古屋大学助教授)〕
講義内容
ギリシアの考古学は,その研究の出発点が古代の優れた彫刻や建築物への関心に あったため,美術史的な色彩の濃い「古典考古学」の一環として発展してきた。しかし1970 年代からイギリスやアメリカを中心として,ニューアーケオロジー(新 しい考古学)と呼ばれる考古学の革新の動きが現れると,その影響はギリシアの考 古学の上にも及ぶ事になった。ここではニューアーケオロジーの認識論を解説しな がら,それが伝統的なギリシャ考古学をどのように変えていったのか,またそこか らどのような新しい古代ギリシア世界の像が結ばれつつあるのか,といった点について考えていく。
TV042
薩摩切子〜幕末を彩ったカット・グラス〜
(TV)
〔担当講師:土屋 良雄(サントリー美術館企画委員)〕
講義内容
江戸末期,世界最高水準のカット・グラスが製造されていた。薩摩切子である。
人工素材であるガラスは,それが作られた時代や文化をそのまま反映する。薩摩切 子はどんな背景のもとにうみだされたのであろうか。無色と赤や青の幾何学的パタ ーンが交差するボカシの技術の裏側にある幕末の社会的背景,西洋技術導入と日本 技術の融合等世界最高水準の技術内容と背景を探る技術史である。
TV043
「知の変容」(1)
〜文化としてのメディア〜
(TV)
〔担当講師:レジス・ドブレ(リヨン大学教授)〕
〔担当講師:渡邊 守章(放送大学名誉教授・演出家)〕
講義内容
かつて大学は「知の生産の場」として大きな役割をはたしてきた。しかし今日, 高度情報化社会を迎え,大学の大衆化,価値観の多様化等により大学の「知の生産 の場」の役割は低下してきた。新しい世紀を迎え大学は「知の生産の場」としての 役割を復活できるのか世界各地の大学を取材しながら考えていく。
TV044
「知の変容」(2)
〜情報と身体〜
(TV)
〔担当講師:小林 康夫(東京大学教授)〕
講義内容
かつて大学は「知の生産の場」として大きな役割をはたしてきた。しかし今日, 高度情報化社会を迎え,大学の大衆化,価値観の多様化等により大学の「知の生産 の場」の役割は低下してきた。新しい世紀を迎え大学は「知の生産の場」としての 役割を復活できるのか世界各地の大学を取材しながら考えて行く。