Sprit-Principle

1. 火星marth

NASAが火星にまとまった水があったことをついに発表しました。

そして、水があれば、生命があった可能性があるとしました。

宇宙にはコウノトリがいるのですから、他の惑星でも生命が産み落とされるの

は、ごく自然のこと思っています。

コウノトリとは彗星のこと。彗星は雪玉(水と空気)のようなものです。

この宇宙のコウノトリは、銀河を羽ばたき、いたるところに水と空気をばら撒い

ているのです。

 

2. 奇跡の確率miracle

とはいえ、数ある惑星の中で生命が育つのは奇跡の確率なのだ。地球があと少し

小さかったり、少し太陽に近いだけでもうダメ。そもそもビックバンで星ができ

るのが、10の229乗まで正確にパラメーターが必要。さらに生命を生み出す

原理が偶然としたら?ルービックキューブでも偶然で完成させるには一秒に一コ

マ動かすとして地球年齢の三百倍の時間がかかるのだ。

 この誕生の確率を考えるとき、生命は何かのガイドシステムに優しく導かれた

ように思えてならない。215

3. 人間原理 anthropic principle

この奇跡の確率を解くにあたって、有効な説明の道具は、いまのところ人間原理

しかみあたらない。

強い人間原理は、宇宙は最初から人間を生み出すようにできているとするもの。

4. 精神原理 spirit principle

人間原理は、ほか惑星の生命に当てはめて考えてみると、知的生命原理といえる

でしょう。

そして宇宙開闢いらい進化してきた人間はどういう知的生命になるのか?

ここから先の進化は能動的「になろうとしているのか」といったほうがいいかな?

知的生命は、高度な精神を生み出す方向に進化する。

宇宙は高度な精神を生み出すために進化してきた。

それを実現する可能性がある、ある意味で最先端の我々は存在の意味も責任も持

たされている。

5. ビック・ブロッサム

現代をおおう虚無感、無意味感は、そうした「存在の意味」を失っているからだろう。

意味の喪失が子供を自殺に走らせ、わがままに走る利己主義に(ニヒリズムの帰結)に歯止めをかけられないのだ。

スピリットの開花(ビック・プロッサム)に貢献する。そこに人間として生きる意味がある。その理念を実践して、理念にまみれて死んでもきっと満足できる人生だろう。