最初に「肉体」と「生命」と「生物」の三つの概念をまず明確にしておきたい。
まず「肉体」とは物質である。「生命」はその肉体を高度に組織化している「内的な能動原理」である。「生物」は「肉体」と「生命」の両者からなるものとして区別して話を進めたい。
*本当に生命は存在するのか?
こうして区別して考えると「生命」の存在というは非常にあいまいなものと見えてくる。
生物から生命だけを取り出したものを「純粋生命」エラン・ヴィタルと呼ぶことにする。
エラ・ヴィタルも進化するのだろうか?エラン・ヴィタルは個体としての肉体の制限を飛び越えられる。
女王蜂が一匹しかいない蜂の巣は、それ全体で一つの生命体といえるだろう。 地球もそれ全体で一つの生命体といえる。
それを具現化するのはミームしだいということになる。