*非平衡エコロジー

我々にとってエコロジー・プランニングは間違いなく最重要課題の一つだが、ともすると迷宮に入り込みやすい部分がある。
エコロジーを懐古的、静的にとらえその構造を分析し、いずれかの平衡状態へと向かうようなとらえかたをする姿勢がある。しかし、これは古典的熱力学の考えから脱してなく、永遠にエコロジー・プランニングに向かえない。実際の生命世界は無限にヴィヴィットに揺れ動いているホロニックな存在なのだ。
例えば共生に対する切り口も、ともすると共存の安定性が強調されそうになるが、本来は相互進化のいちプロセスという見方をしなければならない。
これは我々の心理が陥りやすい安定という落とし穴である。 自然の進化に安定というふたをしてはいけないのである。
こうしたアプローチ自体はなにも目的のない単なる概念の道具だが、なかなか心開いてくれない「自然の錠」を開ける「鍵」となるのである。

エコロジーの分類

平衡エコロジー

非平衡エコロジー

人間原理エコロジー

人間環境の保護

 
ディープエコロジー

人間はガンである。

 

 
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