P1:1行目で悲劇とわかる。アキあれカタカナだ?へんなの?

P2:でアキが死んでることがわかる。

P3:主人公の名前が朔太郎としる。

P4−5「四ヶ月」が3回も出てくる→はかなさの強調。でもいつから4ヶ月?

P6:荻原朔太郎と芥川龍之介のキャラクターを外引

P11:アキはアジサイが好き。→アキの嗜好性の提示

P11:「花が咲いたら一緒に見にこない?」→アキの願望の提示

P12主人公はクラスで嫌われている。→アキを独り占めにしてるから。

P13文化祭の劇は「ロミオをジュリエット」。ロミオは朔。ジュリエットはアキ。→今後の展開の暗示

P14アルカリと酸性が中和して、世界が清明に澄み渡った。→「世界」の構成概念が提示。アルカリと酸性は、アキと朔か?

それとも、もう一人の要素か?

P15「クリスマスイブ」→キー

P16「白血病」→もうここで僕はアキの死因がわかった。その時期も予測。

P16「長かった髪は薬のためすっかり抜け落ち・・・」→アキがそうなること予測される。

P17アキはそれを怒る→その運命をまだ受け止めてない。

P18「オゾン層破壊で地球は生物がすめなくなる」→朔はこの世界の継続を望んでいる。朔はエコロジスト?

P19「10年後はどうなっているかわからない」→10年後はこの本でどうなるか?

P19「アジサイ」→また出てきた。これもキーと予測

P22クリスマスに担任の先生が死ぬ→アレ?クリスマスに死ぬのはアキじゃないの?

P23アキが弔辞を読む→やはりアキは後に弔辞を読・ま・れ・る側になると予測

P25「竹取物語」→姫は去る。薬は焼かれる。これも死の暗示

P26「かぐや姫は月の使者に連れ去られ」→使者は死神。アキは月のシーンで死ぬと予測

P26「あとには不死のように長い時間だけが残される。」→朔はアキの死後長い時間残される暗示

P28じいさんの恋人は「結核」→アレ?白血病ではない?

P29じいさん「結婚はできない」→じいさんの運命は繰り返される。

P30種の進化、DNA→朔はまあ肉体の継続性に未練がある。

P37「あの世を信じる」「でも神は信じる」→アキの世界観の提示

P38アキはキリスト教でもない、仏教でもない。神道というがアミニズム(自然の中の汎神論)→エコロジストの朔と共通

P39「墓を暴く」→朔も墓を暴くと予測

P40「性犯罪」→朔はアキをやろうとすると予測

P44墓にドライバーで傷を残す→後に再登場と予測

P46じいさん散骨を希望→アキも散骨と予測

P47じいさんの「遺言」→アキも遺言をいう。それは???

P49好きな人を亡くすというのは悲しいものだ。この思いはどんなふうにしたって形ではあらわせない。→読者の精神をセット。

P50散骨場所を海・山・空か迷う。→後にアキの散骨場所も迷うと予測。→ん?表紙の写真は空だ!多分答えは空と予測。

P50じいさんの恋人は「スミレ」が好き。→アキがアジサイを好きなのへのアンチテーゼ。

P55「わたしの骨食べるの?」→どうだろう?

P56「わたし撒いてほしいな」→アキの散骨願望提示

P57またオゾン層

P65「オーストラリアへな新婚旅行でいけばいい。」→願望の提示。

P7410年後には→出たまた10年後。10年後にどうなるのだ?わかった10年後の4ヶ月前にアキは死ぬ。クリスマスに

P74「髪の毛一本一本まで好きになる」→朔は髪が好き。でもアキは髪を失う暗示。

P75「島」「小船」→キーモチーフ

P77「ホテル」→朔の性欲

P79「出発はついに訪れず」→これも前キーだな。二人は出発しようとしてもそこへいけない。どこへ?島?オーストラリア?

P79「肉体関係」などという抜き差しならぬ状態→朔はセックスを単なる肉体的なものではなく、精神的に大事なもの考えるようになった。

P87「島へ連れてってさ、一発やっちゃえよ」→実は自身の声。大木は分身

P100廃墟→表紙の写真は廃墟?帯の下になにか答えがあるかな?アレレ真っ白。なんて間抜け。表紙をはずすと・・なんだこの怪奇なものは・・・??月明かりの窓の影?

P106妊娠・勃起→ヤル計画がばれてもまだエロモード

P111急がずゆっくり一緒になっていきましょうね→そのあと空白1行。ここでやったのだな。

P112「どこかで電話が鳴ってない?」→死の世界からの呼ぶ出しがかかる。出てはいけないぞ!と読者に思わせる。

P113月明かりで蛍を呼び寄せる→蛍は月の使者。やぐやはこれを撃退しないと連れて行かれる。

結局蛍はアキの生命力を奪って飛んでいく。

P122白血病のいらずらが現実のアキに振りかかかる。→予言的中

P122アキの髪が抜ける。→予言的中

P126アボリジニの世界観に興味を示す→アキが前からもっていたアニミズムと共鳴したのだ。

P137「アボリジニの生き方に学ぶことにしたから」→実は「死に方に学ぶ」の意味

P139「二人でオーストラリアへ行こう」→わかった、これがP79「出発はついに訪れず」とシンクロ

P142クリスマスイブ→また出た。重要キーだね

P152アキの誕生日は12月17日、だから秋じゃないと知る。実は亜紀なのだ。亜は短い、紀は時間を表す。短命。

P154世界が4回も出てくる

P163島からの帰りの船で、アキがまた「何か聞こえない?」→蛍が生命力を持ち去った。その音はついに死神からの直接の呼び出しだ。立ち止まるな!→しかし、船を止め→エンジンは壊れる→やはり死神の誘いと駄目押し。

P176「あの世も天国も、人間の考え出した虚構に決まっている」→朔は答えが見つからない

P189「アボリジニは2回埋葬される」→アキも2回。1回は両親によって。2回目は朔に散骨。アキは精霊になりたいのだ。

P198島への海での散骨を中止する。→迷ってる。アキの気持ちが未だにわからない。

P200海でガラス片を拾う。→朔はこうしたモノにもアニミズムを見出す。

P201場面は城山へ戻る。→物語の最初も城山だった。ループ構造になっている。

P201:キー「10年後」とは、アキが死んでから10年後だとわかった。

P202新彼女と気があったのは、アキか?じいさんか?

P202話したのは、アキのことかじいさんのことか?

P202「ここがそうだよ」のこことは?→ドライバーの傷なら、じいさんが好きだった人の墓。もしくはアキの墓?

いやアキの墓は1回もでてこない。作者の構成好きからするとココとはドライバーの傷。

P203「アジサイがそんなに珍しいの?」→新彼女は違う感性の人なのだ。朔は結局アジサイを一回もみれない。二入の間の約束を新彼女は知らない。朔も「実は」とはいわない。やはり、話したのは、じいさんのこと。→酸性のアキをアルカリ性の新彼女が中和する。

 

やはり原作の設定は気に入らない。そこで隠れ設定を私がつくる。

「アキの骨は、アジサイと夢島の見える城山に埋められた。」

見たのもアキの墓 どーだ!!

 

P203朔も「軽く言い捨てる」→まるで、アキとの約束を忘れたように

P204ブラックホール→アジサイがキーとなって思い出が爆発する。

P204本名をしった後も相変わらず「アキ」

P205アキのガラス瓶を空にはなつ。エコロジストの策はアキのアニミズムをようやく体得した。骨を食べてないとわかる。

修正:暴いた墓は東の「寺」。

ラストの墓は「城山」。どちらも石段、赤土があるが別の場所と思われる。(城に寺はない)

つまり新彼女と行ったのはアキの墓だ!