ブロロン
その音を最初に聞いたのは、シモーヌの魂だった。
悲しみのあまり彼女の魂も乖離してしまっていたのだ。
「私達も合一の時が来たようよ。」
スーッと、シモーヌの身体に入っていった。

ブロロン
シモーヌ:あっ、あのエンジンの音は…アルカディア号!
やがて空港が騒がしくなった。
管制官:アルカディア号だ!誘導しろ!アレ?あいつなにやってんだ!

ファビアン:翼の上の逆立ちは最高さ!アハハ!
ズザー なんなく着陸した。
黙っているシモーヌ
ファビアン:シモーヌ、ごめん心配かけた。君に必要な歌を持ってきたよ。さあ、乗れ!
シモーヌ:え?何処へ?
ファビアン:いいから早く。とにかく乗れ!
ブロロン
アルカディア号は二人を乗せて飛び立った。
シモーヌをエンパワーメントする為、インディアン居留区に向かって飛び立った。