東京
いよいよ全県巡りも最後となりました。〆は、大将の本陣、江戸前です。
揚げ出し飛竜頭
ひりゅうず?ーって?ポルトガル語でガンモドキのことだそうです。そういえば、天麩羅もポルトガル語。出島あたりから入ってきたのでしょうか?
上にかかっているとろろ芋も江戸前の産地にこだわっています。
小松菜おひたし
江戸時代まだ名もないくさを遠乗りに出掛けた将軍吉宗が気に入り、小松菜と命名したそうです。
おひたしですが、シャキッとしてます。
大将これ朝どり?
正解
天麩羅
沙魚(はぜ)
口にいれてすぐにわかりました。あげる前に仕事がしてあります。手間かかってんなぁ。
目鯒(めごち)
鱚(きす)
車海老
蛤と小柱
この蛤は、なんと、半熟状態。半生じゃないんです。半熟。トローリなんだけど、熱は通っているので、味が活性化していて、ベストタイミングです。
小柱は、磯の香りがプンプン立ち上ぼります。それを海苔が2重に引き立てます。
にぎり
石鯛
一本釣りです。旨い!切りつけに厚みがあって、その旨さが口一杯に広がります。
小肌
艶々してます。ーっていうかピカピカ!
見るからに違いがあります。口にいれると・・・・・・アハハこういうことか!酢でシメテいるのに鮮度がビンビン伝わる。
鯵(あじ)シメテます
鯵をシメルって珍しいですよね。
江戸時代は、冷蔵庫がないので、一仕事するのが定法
との話でした。しかしこの味、鯵の甘さと鮮度、それに酢が口の中で渾然一体となってすごいものです。冷蔵庫いらないな。
鱚(きす)シメテます
白身のアッサリ感に酢が加わって、サッパリ感になってます。
漬け鮪(まぐろ)
これは究極の逸品です。旨味が濃厚。一度湯引きしてから、漬けています。江戸の仕事は手間かかってんなぁ
青柳
煮鯣烏賊(するめいか)
煮ているのですが、柔らかい。半熟なんです。
煮蛤
浅利
江戸前の定番を現代風の軍艦に。写真では見えませんけど、しゃりは、底の方に少しあるだけ。口一杯に旨味が広がります。
穴子
この旅の最後を締め繰るく最後の一品となりました。先程より濃い煮きりをつかい分けてます。甘い旨い火の通しぐあいがいい。
さて一年かかったこの旅が終わるのは、本当におしいぐらいです。始まる時にどこまでつづくかな?と思いましたが、全然飽きませんでした。大将もようつきあってくれましたね。
合掌!