地球誕生のパラダイム |
松井孝典 |
1960年代までは地球は生まれたときには冷たく、放射線元素が内部で壊変することによって徐々にあたたかくなってきたというのが主要な学説だった。
それが間違いだと分かったのは、1979年にアポロが月から持ち帰った石によって今は冷たい月が過去に溶解したことあることが分かったのである。
これが契機になって今の地球のモデルが一般化されたのである。
振り返ってみると自然の歴史は分化の歴史でもあることに気がつく
なぜ分化がおこるのかは、簡単である地球が冷えてくるからだ
冷えるといっても一様に冷えるのではなく温度差がいろいろ生じる。その温度差によっていろいろは物質が形成された。
宇宙も分化、火の玉で始まって冷えて来たプロセスでいろいろは元素が生まれてくる。
人間圏の分化とは何なのかまだ結論はでてない
温度のような基準がないのだ
心が冷えると社会が分化するのは確かだろう。
人間は歴史を学ぶだけでは未来を切り開けない地平にいる。
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139「 サイエンス・パラダイムの潮流 」複雑系の基底を探る 黒崎政男 1997 年 丸善
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