進化論争

 

スティーブン・J・グールド+リチャード・ルウォルテン

イリヤ・プリゴジン

細胞共生説リン・マーギュラス

スチュウアート・カウフマン

クリストファー・ラングントン

ドーキンズ徹底批判

構造主義進化論ふたたび

重力ラマルキズム

  1.  
  2.  

    ラマルク>しかもダーウィニズムは進化の過程を説明しようとしてりうが、発生の過程を説明できない。

    言うまでもなく、発生プロセスを解かなくて、その後の変化を解き明かせないじゃないか。

    ソフィー>そういえばそうね。

    ラマルク>そもそも僕の理論を批判した実験は、もし僕が生きていたらすぐに反論できたほど基本的なあやまりがある。

    ソフィー>どんな実験だったの?

    ラマルク>ネズミのしっぽを22世代に渡って切断し続けても、短い尻尾のネズミは観測できなかったといものだ。ヴァイスマンという変人学者によるものだった。

    ソフィー>どう否定できるの?

    ラマルク>用不用は体の局所の機能に負荷がかかることだ。つまり、尻尾を切っても単純に外傷にすぎないのさ。用不用とはまったく無関係なんだ。

    ソフィー>なにか例を教えて。

    ラマルク>ホヤの幼生は生まれたばかりの時にオタマジャクシのように尻尾があって海中を泳ぐ。やがて海中に張り付いて成体となるんだけと。初期のホヤを人工海水に入れてガドリウムイオンを加えるとホヤは尾をもったままで成体になってしまう。

    ソフィー>つまり、初期の魚を作り出すことができるってことね。

    ラマルク>これは、遺伝子によるものではなく、外部因子が作用したものである。

    もっと例をあげよう。

    メキシコ湾の洞窟で目を持たない種がいる。この魚に生後すぐに光を与えると目が作られるのだ。

    例えばサメの骨格は軟骨でできていいて、我々のように骨髄は存在しない。だかサメに強い重力や電気の刺激を加えると骨の中に骨髄ができてくる。

    サルの子供をベットに仰向けにくくりつければ、足も背骨もまっすぐな亜種ができてしまう。

    人間だって、首を長くしたりできる。

    ソフィー>でもそれは次世代に遺伝する?

    ラマルク>違う違う。環境が遺伝するんだよ!つまり外的要因が継続するんだ。

    コンピューター時代の今なら分かってもらいやすいと思うけど。生まれたばかりの体はソフトをインストールする前のコンピューターみたいなものだ。

    そのソフトは生体力学的な外部要因なんだ。

    この外部因子は重力、光、電磁気力を始め様々な化学物質ある。

    信じがたいとこだが生物学はこうしたエネルギーを無視してきたのだ。

    言ってみれば物理学を忘れた生物学といえる。

    生物進化の革命を振り返ってみよう

    1.ホヤの幼形進化から脊索のある魚型動物が誕生。やがて甲皮、歯と顎を獲得する。

  3. その脊椎動物の上陸作戦が展開されるなか、肺呼吸を獲得したこと

3.やがて咀嚼システムの獲得し今の哺乳類に至る。

これたは突然変異では説明できないし。そもそも突然変異は不利に働く、さらに何世代がすると希釈されてもとに戻る。

 

分子生物学の進化論はあきらかに進化間違いです。絶滅するとっていいでしょう。

ネオダーウィニズムだけではすでに破綻しているが、更に複雑系かスーパーシステムの導入が必要となり、迷宮に入りかねない

 

 

 

 

エントロピーで見る宇宙の進化曲線

DNAの「不均衡進化説」

拡大された進化総合説

ガイア進化試論

「生存競争の原理」は超えられるか?

生命が試験管で生まれる日

進化実験はここまできた

生命は深海底で生まれた

プレクティックス:マレー・ゲルマン

 

 クォークの父ノーベル賞物理学者のマレー・ゲルマンによると2つ関係を下記のように述べています。

これはマサチューセッツ工科大学のアラングース教授の「最近ゲルマンは物理学の分野から逃げてしまい、私にはさっぱり分からない(複雑系)ことをやっている。」の批判に対して述べたコメントです。

以下ゲルマン

「私はこの分野を複雑系と呼んでません。私は”プレクティクス(plectics)と呼んでいる。これは私が1984年に考え出した言葉です。

ラテン語の語源のシンプルとコンプレックスの意味に相当する語を合成したものです。

つまり、この一つの研究は単純さと複雑さの両方を研究する意味があるのです。」またゲルマンの話になりますが、彼が最近「クオークとジャガー」という本を出版しました。

クオークは単純なものの象徴として、ジャガーは複雑なものの象徴としてその題名がつけられているのですが、その本の中で、ゲルマンは自説のプレクティックスという言葉を使わずに複雑系という言葉を使っています。

どうも、まわりの人の「複雑系」と書いた方が、一般に理解されやすいーと”アドバイス”されて言葉を置き換えてしまったのです。

このことをゲルマンは大変悔やんで「自らの言葉プレクティックスを広めるようにするべきだった」と言っています。

世界最高峰の科学者すら巻き込んでしまう「言葉のパワー」は恐ろしいものがありますね。

 

>コンピューター生命は生命だとおもう?

ゲルマン>ああ、なんてことをいうんだ。それはコンピューターの中でも複雑適応系を作り出せるというだけにすぎない。明らかに言葉の乱用だ。

生命っていうのは我々と同じ素材で、同じ生化学、同じ遺伝メカニズムを持っていうものだけを指すんだ。

 

ゲルマン>ペンローズの量子脳理論は意識は既存の理論では説明できない特別な存在としてますが、まったくのナンセンスといっていいだろう。

>心理学は物理学よりレベルの低い学問でしょうか?

>心理学は難しいものなのだよ、だからどうしても進歩が遅れる。でもそれを遅れた学問と思ってはいけない。

たち遅れているかたこそ、研究する価値があるんだ。もし全てが解決しているなら、研究する価値なんてないからね。

>プレクティックスの目標は何ですか?

ゲルマン>その質問もナンセンス、その研究から何が得られるかを分かっているならその研究はもう終わっているといどとでしょう。

 

Amazon.co.jp のロゴ

 
|