1928年 |
ゲーム理論 game theory |
フォン・ノイマン |
起稿中
利害関係が複雑にからみあう関係の状況での意志決定は、非常に難しい。
こうしたことに数学的に答えをだしたのが、ゲーム理論だ。
この理論は摘要範囲は広く。
戦争、企業間の競争から恋いの駆け引きまで、応用可能だ。
1)囚人のジレンマ
2)社会的ジレンマ
3)ゼロ・サム ゲーム
スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2005年のノーベル経済学賞について、ゲーム理論の代表的な学者であるイスラエルのヘブライ大教授のロバート・オーマン氏(75)=米国とイスラエルの二重国籍=と、米メリーランド大教授のトーマス・シェリング氏(84)=米国籍=の二人に授与すると発表した。米国人の授賞は6年連続。
◇ゲーム理論、軍縮に応用
授賞理由について王立科学アカデミーは「経済や政治交渉と同様に安全保障や軍縮、市場における価格形成でもゲーム理論が応用できることを発見した」と説明、理論の応用と発展に貢献したことなどを評価した。
ゲーム理論は、寡占企業同士が相手の出方を推測しながら自分の行動を決める際、意思決定システムを分析する理論などとして使われる。
シェリング氏は安全保障や軍拡の問題にゲーム理論を適用。広島や長崎の原子爆弾投下以降の核兵器をめぐる「タブー」がどのように核抑止につながったかの分析を試みた。オーマン氏はこの理論を数学的に定式化した。
両氏の理論は、消費行動や人種差別など人間の行動分析の研究、教育などにも幅広く適用されているという。
授賞式は12月10日にストックホルムであり、賞金1000万クローナ(約1億5000万円)が贈られる。(ストックホルム共同)
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