1953年 |
知識のネットワーク理論 |
クワイン 1908〜 |
知識のホーリズム・自然化された認識論epistemology naturalized
クワイン>経験主義には2つのドグマがある。それは
こうした分析と総合を区別することは、知識の世界では役に立たないんだ。
ソフィー>でも確かに知識は数学や物理学のようなア・プリオリな知識と身の回りの経験的知識に分けられるわ。
クワイン>いやこの2つは本質的には同じものだと考えたほうがいい。
知識は全体で一つの構造体になっていて、周縁で経験を獲得している。
卵の目玉焼きの形を思い出してほしい。黄身の部分がアプリオリな知識で、白身の部分が経験的知識だ。
ソフィー>でも私達が実際にものを考えたり、話したりする時には、スクランブルエッグになっているけどね。
クワイン>そう調理者しだいってことだね。
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