2005年 |
脳が「生きがい」を感じる時 |
グレゴリー・バーンズ |
人は何を求めているのだろう。
人間には快楽や痛みや幸福をしのぐもっと根源的な動機があるのではないだろうか?
それが理解できれば、満ち足りた人生を遅れるのではないだろうか?
脳の深い部分には、行動と報酬を結びつける構造がある。
グレゴリーは数十年にわたり研究し、満足感への鍵となっている部分がある動機の時に活性化し、成長することを突き止めた。
「新しいことへのチャレンジ」をしたときに成長するのだ。
そんなことは避けて通りたいという思考もあるが、新しいチャレンジこそが満足感をもたらす要因となっているのだ。
よくドーパミンが脳内の快楽物質として話されるが、不快の時にも分泌される。
しかし分泌されるのは、刺激がもたらされる「前」なのだ。
つまりドーパミンは「予感物質」として働く。
予感=快楽という式になる。
あなたの性格がいかに保守的であろうと、「脳」はそれを好む。
「脳」はそれ自身の心をもっているといっていい。
そして「脳の中の心」は、一つではない。
いくもあって、それがせめぎあっていが、どんな時でも、ただ一つの心があなたを支配する。
ドーパミンは、結局、脳をリセットする作用をもたらす。
そして、独自のアジェンダ(問題解決の手順)をもついくつもの心がリセット後の支配権をめぐって競い始める。
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