1999年 |
万物の理論
The Theory of Everything |
ディヴィッド・ドイッチュ David Deutsch |
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A 量子物理学 |
+B 進化論 |
+C 計算理論 |
+D 認識論 |
= 万物の理論 |
ドイッチュ>あなたの打ち込んだ式は正解です。
でも実はまだ起稿中なのです!
ごめんなさい。ちょっとまってて!!
いちいち見に来るの面倒な方はメール下さい。
書き上げたところで、連絡します。
2000年1月中までには、なんとか頑張ります。
量子論、チューリング−ゲーデルの計算理論ダーウィン−ドーキンスの進化論、カール・ホパー流の知識論はそれぞれ基本的には正しい理論に到達できている。
でも、もっと理解はその極みにいかなきゃいけないんだ。
この4つの理論はたがいに他の3本の糸を理解せずには、完全に解明できない。
その展望を妨げているのは、狭い還元論だ。全体論はもっと空虚だ。
道具主義は最悪で、結果良ければすべてよし
僕たちに必要なのは、説明を中心にすえた知識の理論なんだ。単に観測から予測を引き出すだけでなく、説明を見いだす過程なんだ。
このことを忘れたとき、織物はバラバラな4本の糸にほどかれてしまう。
1本だけを取り上げれば、説明にギャップおこる。
それが理論を、非人間的で悲観的なものにしている。
でも、糸を統一された説明の下に織物にすれば、その不幸な性質は逆転する。
自由意志を否定するどころか、人間的は価値を再発見できて、世界は悲観的から楽観的なものなる。
それどころか、人間の心は物理宇宙の中心であり、説明と理解を人間の目的の中心と考えられる。(いっとくけど人間中心主義の復活じゃないからね。)
1)
2)知識を担っている物質は物理的に特殊なのである。この宇宙内で考えれば、不規則にみえるけど、多宇宙全体を通してみれば、結晶のように、規則的な構造を持っている。だから知識は結局のところ基本的な物理量であり、生命現象も基本的である点ではそれにほとんど劣らない。
3)物理的実在には自己相似性があって、そのために物理的に可能なあらゆる県境をそのレパートリーに含んでいる仮想現実装置を建造することが可能になる。
4)数学は仮想実在の一つの形態である。数学の目標は数学的確実性でも、数学的真理ではない。数学の目的は数学的説明なのだ。
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