1935年±10年

チューリング・テスト

 アラン・チューリング

「機械は人間と同じように思考できるのだろうか」という問題にチューリングは、こんな思考実験を創り出した。

 まず2つの密室を用意して、1つの部屋には、テレタイプとそれを打つ人、2つ目の部屋には、究極の機械を入れる。そして外部にいるもう第3者の人が、テレタイプで、双方にいろいろ語りかけてみるのだ。

そして、第3者がテレタイプの向こうの部屋のどちらに、人がはいっているのか区別が付かなければ、その機械は、人間と同等の思考能力を持っているといえるというものだ。

 

プラトテレス>物事を表層的にとらえる行動主義的にとらえれば、この時点で、人工知能は完成したと言えるだろう。

しかし、真に思考しているといえるだろうか?

 

ソフィー>このチャットの向こうから、語りかけてくるのが、人なのか人工知能なのか、判断する方法はないの?

 反論→サール「中国語の部屋

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