知の歴史

 

 美とは  青山二郎 美は発見するもの

すぐれた画家が美を描いたことはない。すぐれた詩人が美を詠ったことはない。

美とはそれをソレを見たものの発見である。創作である。

目に見えないものを形にするのが芸術

 

 

 

 

 

 

 

[] 芸術化し生まれ死ぬ言語  12:56 このエントリーを含むブックマーク

http://www2.neweb.ne.jp/wd/takelec/text9.html

 

しかしそれは,「常に絶対精神とその表現との何らかの不-一致があるから,ひとつの精神の歴史と,それによるひとつの芸術の歴史もある.そして芸術の歴史は,宗教や哲学以前の,絶対精神の最初の形である」とヘーゲルは言う.

 

1)美的理念は,それ自体,彼の全哲学体系の契機(弁証法の動的要素)として,正確に言えば,絶対精神の第一契機として考察される.

2)美的理念は,歴史において,象徴的,古典的,ロマン的形態によって展開される.3)美的理念は,結局,特殊芸術として,建築,彫刻,絵画,音楽,詩に具体化される.

 

「愛,感覚,精神,魂,それらによって芸術家は,実在をつかみ,我が物とし,そして自分のインスピレーションを伝え,自分の創造したものに新しい生命のようなものをあたえる」.

 

1.精神の受肉としての芸術:芸術は感覚的な形のもとにおける絶対的なものである.

2.芸術は,自然を模倣するのではなく,「精神」を明らかにする.

3.美は,理念の感覚的顕現として定義される.

 

 

形と内容との調和

ロマン的芸術と主体性の優位

思考を前にした芸術の死

 

完全な具象破壊の抽象芸術が起こり,さらに心の内奥の形を露わにした表現主義が続く.内面から外面へ,外面から内面へ,不定形から定形へ,定形から不定形へ,芸術は,死滅することなく,いまもこの循環運動をたえず繰り返している.

 

運動としては循環だなぁ

言葉自体は死語となるか

 


 

・芸術・真理 (シリーズ芸術と哲学)
ドイツの学者たち

美・芸術・真理


 

作品著者 ページ

規則論としての『直感的判断力批判』―カント美学の一視点 金田 千秋著 
人間性完成の理想としての―シラーの美学 三浦 信一郎著 
歴史におけるの理念―ヘーゲルの『美学』 岩城 見一著 
生の理解と芸術作品の解釈―W・ディルタイの美学について 大森 淳史著 
芸術活動とその形象物―K・フィードラーの芸術論の視座から 井面 信行著 
美的享受と美的価値―M・ガイガーの現象学的美学 太田 喬夫著 
芸術・現実・哲学―G・ルカーチ『小説の理論』を読む 岸 文和著 
技術・危険・芸術―ハイデッガーの芸術哲学 米沢 有恒著 
美的意識を超えること―ガダマーの視点から 加藤 哲弘著 

 

 

 


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