知の歴史 |
美とは 青山二郎 美は発見するもの
すぐれた画家が美を描いたことはない。すぐれた詩人が美を詠ったことはない。
美とはそれをソレを見たものの発見である。創作である。
目に見えないものを形にするのが芸術
http://www2.neweb.ne.jp/wd/takelec/text9.html
しかしそれは,「常に絶対精神とその表現との何らかの不-一致があるから,ひとつの精神の歴史と,それによるひとつの芸術の歴史もある.そして芸術の歴史は,宗教や哲学以前の,絶対精神の最初の形である」とヘーゲルは言う.
1)美的理念は,それ自体,彼の全哲学体系の契機(弁証法の動的要素)として,正確に言えば,絶対精神の第一契機として考察される.
2)美的理念は,歴史において,象徴的,古典的,ロマン的形態によって展開される.3)美的理念は,結局,特殊芸術として,建築,彫刻,絵画,音楽,詩に具体化される.
「愛,感覚,精神,魂,それらによって芸術家は,実在をつかみ,我が物とし,そして自分のインスピレーションを伝え,自分の創造したものに新しい生命のようなものをあたえる」.
1.精神の受肉としての芸術:芸術は感覚的な形のもとにおける絶対的なものである.
2.芸術は,自然を模倣するのではなく,「精神」を明らかにする.
3.美は,理念の感覚的顕現として定義される.
形と内容との調和
ロマン的芸術と主体性の優位
思考を前にした芸術の死
完全な具象破壊の抽象芸術が起こり,さらに心の内奥の形を露わにした表現主義が続く.内面から外面へ,外面から内面へ,不定形から定形へ,定形から不定形へ,芸術は,死滅することなく,いまもこの循環運動をたえず繰り返している.
運動としては循環だなぁ
言葉自体は死語となるか
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