1865

エントロピー

 R・クラウジス

不可逆変化の存在を主張する熱力学第2法則の定式化のために導入した物理量

熱力学

第1法則:エネルギー保存の法則で、モーターを動かしても熱に変化するだけで、エネルギーの総量は変化がない。

第2法則:しかし、問題となるのは、エネルギーの量より質なのである。これがエントロピーの増大である。エネルギーは質が悪いと使い物にならないのである。

エネルギーの全ては集から放に向かう。 したがって永久機関は実現できないのである。

やがて全てのエネルギーは平衡になり熱の移動が全く起らなくなる。それは時間がとまった世界といってもいい(ボルツマン) 開放系とみる立場が支配的であり、熱的死は起らないことになる。

宇宙が膨張している為、増大したエントロピーを排出することができるとしている。

しかしこれには欠陥がある。新鮮なエネルギーを摂取しなければ維持できないはずである。

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