1971年

60フラーレン

 大澤映二

フラーレンは驚異の新物質と呼ばれている。なぜならこの新分子はサッカーボール型(切頭20面体)をしていて、こんな複雑な分子は今まで存在を否定されていたからだ。

この発見で1996年に米英の3人の化学者(スモーリー、クロトー、カール)がノーベル賞を受けたが、実はその15年前に日本の大澤映二教授によって理論提示されていた。

この分子の生成過程には所説あり百家争鳴の状態だ。

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