京都賞

 

 京都賞は、科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞です。毎年、先端技術部門、基礎科学部門、思想・芸術部門の各部門に1賞、計3賞が贈られます。

http://www.inamori-f.or.jp/KyotoPrizes/contents_j/laureates/kp_pastidx.html

  各部門の授賞対象分野
 
  先端技術部門 基礎科学部門 思想・芸術部門
1. エレクトロニクス 生物科学
(進化・行動・生態・環境)
音楽
2. バイオテクノロジーおよびメディカルテクノロジー 数理科学 美術
(絵画・彫刻・工芸・建築)
3. 材料科学 地球科学・宇宙科学 映画・演劇
4. 情報科学 生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経細胞学) 哲学・思想

 

16回 ホメオボックス ゲーリング博士 細胞の中のDNAが各器官になる謎をとく。マウスの目のホメオボックスをハエの足に組み込むと足に目ができる。

しかも、ハエの目ができる。

20回 パソコン アランケイ PCは人間の知能の増幅器である。

ALTOの持っていた知性の増幅機能は、進化していない。

スクイーク:アプリケーションは使わない。普段使っている言語でプログラムを作る。

PCはもっと可能性がある道具である。

第11回(1995年)   林 忠四郎 素粒子論でガモフの理論を進め、宇宙の起源、太陽系の生成を説明した。
第6回(1990年)   ジェーン・グドール ターザンに憧れ、チンパンジーの研究をする。

世紀の大発見「あり塚に突っ込む。つり竿」

母の死に 悲しみのあまり死んでしまう子供

サルは集団で一人を追い詰め食べる。

第4回(1988年) 普遍文法 チョムスキー もし火星人が地球の言語を研究したら、たいして変わりはないというでしょう。互いに本屋

赤ちゃんは真っ白で、言語を刷り込むという考えは間違え。

全人類に共通の言語の基本機能がまずあって、それが発芽するのである。

反戦家としても有名「人には特別な能力がある。言語を発達させよ。意思の源」

第3回(1987年) 灰とダイヤモンド アンジェイ・ワイダ ポーランドのソ連圧制を批判する映画。検閲を受けないように、婉曲的に表現した。「連帯」の契機になる。武器の代わりに映画で対抗した。

 

 

 
 

  ◆第1回(1985年)
先端技術部門 ルドルフ・エミル・カルマン(アメリカ)
  エレクトロニクス、電気通信技術、レーザー、制御工学、コンピュータ、情報工学、人工知能
基礎科学部門 クロード・エルウッド・シャノン(アメリカ)
  数理科学(純粋数学を含む)
精神科学・表現芸術部門 オリヴィエ・メシアン(フランス)
  音楽
京都賞創設記念特別賞 ノーベル財団(スウェーデン)


  ◆第2回(1986年)
先端技術部門 ニコル・マーサ・ルドワラン(フランス)
  バイオテクノロジー(遺伝子、細胞・発生・癌、生体機能など)
基礎科学部門 ジョージ・エブリン・ハッチンソン(アメリカ)
  生物科学(行動・生態)
精神科学・表現芸術部門 イサム・ノグチ(アメリカ)
  美術−造形芸術(絵画、彫刻、建築)


  ◆第3回(1987年)
先端技術部門 モーリス・コーエン(アメリカ)
  材料科学
基礎科学部門 ヤン・ヘンドリック・オールト(オランダ)
  地球科学・宇宙科学
精神科学・表現芸術部門 アンジェイ・ワイダ(ポーランド)
  映画・演劇


  ◆第4回(1988年)
先端技術部門 ジョン・マッカーシー(アメリカ)
  情報科学・計算機工学・人工知能
基礎科学部門 アブラム・ノーム・チョムスキー(アメリカ)
  認知科学(広く認知にかかわる科学)
精神科学・表現芸術部門 パウル・ティーメ(ドイツ)
  哲学、古代インド及びギリシア思想史


  ◆第5回(1989年)
先端技術部門 エイモス・エドワード・ジョエルJr.(アメリカ)
  エレクトロニクス、電気通信技術、レーザー、制御工学
基礎科学部門 イズライル・モイセーヴィッチ・ゲルファント(ロシア)
  数理科学(純粋数学を含む)
精神科学・表現芸術部門 ジョン・ケージ(アメリカ)
  音楽


  ◆第6回(1990年)
先端技術部門 シドニー・ブレンナー(イギリス)
  バイオテクノロジー(遺伝子、細胞・発生・癌、生体機能など)
基礎科学部門 ジェーン・グドール(イギリス)
  生物科学(行動・生態・環境)
精神科学・表現芸術部門 レンゾ・ピアノ(イタリア)
  美術−造形芸術(絵画・彫刻・建築)


  ◆第7回(1991年)
先端技術部門 マイケル・シュワルツ(アメリカ)
  材料科学
基礎科学部門 エドワード・ノートン・ローレンツ(アメリカ)
  地球科学・宇宙科学
精神科学・表現芸術部門 ピーター・スティーヴン・ポール・ブルック(イギリス)
  映画・演劇


  ◆第8回(1992年)
先端技術部門 モーリス・ヴィンセント・ウィルクス(イギリス)
  情報科学
基礎科学部門 西塚泰美(日本)
  生命科学(神経生物学・細胞生物学・分子生物学)
精神科学・表現芸術部門 カール・ライムント・ポパー(イギリス)
  哲学(20世紀の思想)


  ◆第9回(1993年)
先端技術部門 ジャック・セントクレア・キルビー(アメリカ)
  エレクトロニクス
基礎科学部門 ウイリアム・ドナルド・ハミルトン(イギリス)
  生物科学(遺伝・発生・進化・生態)
精神科学・表現芸術部門 ヴィトルト・ルトスワフスキ(ポーランド)
  音楽


  ◆第10回(1994年)
先端技術部門 ポール・クリスチャン・ラウターバー(アメリカ)
  バイオテクノロジー(メディカルテクノロジーも含む)
基礎科学部門 アンドレ・ヴェイユ(フランス)
  数理科学
精神科学・表現芸術部門 黒澤 明(日本)
  映画・演劇


  ◆第11回(1995年)
先端技術部門 ジョージ・ウィリアム・グレイ(イギリス)
  材料科学
基礎科学部門 林 忠四郎(日本)
  地球科学・宇宙科学
精神科学・表現芸術部門 ロイ・リキテンスタイン(アメリカ)
  美術(絵画・彫刻)


  ◆第12回(1996年)
先端技術部門 ドナルド・アーヴィン・クヌース(アメリカ)
  情報科学
基礎科学部門 マリオ・レナト・カペッキ(アメリカ)
  生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)
精神科学・表現芸術部門 ウィラード・ヴァン・オーマン・クワイン(アメリカ)
  哲学・思想


  ◆第13回(1997年)
先端技術部門 フェデリコ・ファジン(イタリア)
スタンレー・メイザー(アメリカ)
マーシャン・エドワード・ホフJr.(アメリカ)
嶋 正利(日本)
  エレクトロニクス
基礎科学部門 ダニエル・ハント・ジャンセン(アメリカ)
  生物科学(進化・行動・生態・環境)
精神科学・表現芸術部門 イアニス・クセナキス(フランス)
  音楽


 

  ◆第14回(1998年)
先端技術部門 クルト・ヴュートリッヒ(スイス)
  バイオテクノロジー及びメディカルテクノロジー
基礎科学部門 伊藤 清(日本)
  数理科学
精神科学・表現芸術部門 ナム ジュン・パイク(白南準)(アメリカ)
  美術(絵画・彫刻・工芸・建築)

 
 

  ◆第15回(1999年)
先端技術部門 W・デービッド・キンガリー(アメリカ)
  材料科学
基礎科学部門 ウォルター・H・ムンク(アメリカ)
  地球科学・宇宙科学
精神科学・表現芸術部門 モーリス・ベジャール(フランス)
  映画・演劇

 
 

  ◆第16回(2000年)
先端技術部門 アントニー・ホーア(イギリス)
  情報科学
基礎科学部門 ヴァルター・ヤコブ・ゲーリング(スイス)
  生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)
思想・芸術部門 ポール・リクール(フランス)
  哲学・思想


 

  ◆第17回(2001年)
先端技術部門 ジョレス・イワノヴィッチ・アルフェロフ(ロシア)
林 厳雄 (日本)
モートン・B・パニッシュ(アメリカ)
  エレクトロニクス
基礎科学部門 ジョン・メイナード=スミス(イギリス)
  生物科学(進化・行動・生態・環境)
思想・芸術部門 ジェルジ・リゲティ(オーストリア)
  音楽


 

  ◆第18回(2002年)
先端技術部門 レロイ・エドワード・フッド (アメリカ)
  バイオテクノロジーおよびメディカルテクノロジー
基礎科学部門 ミハイル・レオニドヴィッチ・グロモフ(フランス)
  数理科学
思想・芸術部門 安藤 忠雄(日本)
  美術(絵画・彫刻・工芸・建築)


 

  ◆第19回(2003年)
先端技術部門 ジョージ・マクレランド・ホワイトサイズ(アメリカ)
  材料科学
基礎科学部門 ユージン・ニューマン・パーカー(アメリカ)
  地球科学・宇宙科学
思想・芸術部門 吉田 玉男(日本)
  映画・演劇

 

 

 


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