プラネテス

幸村誠

人はコスモスと一体であるという意識に目覚める。

1巻:

ハチマキの幻影「宇宙は真摯でないものを愛さない。宇宙は愛してくれないが、許してくれる」

船長「長期戦の陣を敷こう。宇宙は逃げやしない」

ハチマキ「ツィオルコフスキーもゴダードもオーベルトもフォン・ブラウンも、宇宙を望んだ人間はみな、はじめはウソつきだったんだよ」

2巻:

ハチマキ「地球は人類にとってゆりかごだ。だがゆりかごで一生を過ごすも者はいない」

タナベ「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたいですよ。宇宙は独り

じゃ広すぎるのに」

ハチマキ:「このタナベほどカンに障る奴にはあったことがねェ。オレのパワーの根源の部分にズカズカ入り込んできて、ひっかきまわしやがる。くそったれ。

ハチマキ海でおぼれて「あれ?なにもない 死んだのか?…いや…いきているそれだけはわかる。でも何も無い。オレしかいない。そうだ、オレがそう望んだんだ。生命を謳歌する。ここで?」「タナベ 」

「…あれが宇宙…?…じゃあ今日の今日までオレの見ていた宇宙はなんだったんだ。今日の今日まで…。…ああ、ああそうか、かんたんなことだったんだ。オレの宇宙はちっぽけだったんだ。この世に宇宙の一部じゅないものなんてないのか。オレですらつながっていて、それではじめて宇宙なのか。」「ここも宇宙なんだ。」

3巻

たった一人で宇宙に向き合った。生きる理由を見失った。救ってくれたのは”愛”だった。

宇宙で人は独りになり、宇宙で人は愛を知る。だから、人は宇宙に焦がれる」

ハチマキ「なぜだろう。心が静かだ。今までのあの怒りがウソのようだ。なぜオレは怒っていたのか。あんなにも何に駆り立てられていたのか。よく思い出せない」

猫「闇を見ることができるなら、光も見ることができるさ。呼び名が違うだけだから」

サリー「宇宙でくらしているとね。それまで築き上げてきた価値観が崩れてなくなる瞬間に会うのよ。今あんたの心はね、でっかいもののも見方を覚えたばっかりなのよ」

4巻:

ロックスミス「神が愛だというなら、我々は神になるべきだ。さもなくば、我々人間は永遠に真の愛をしらないままだ。」

ラモン博士「完全な愛を渇望してやまないまま。 それでも人間は、その渇望ゆえに宇宙をさまよわずにいられない」

ハチマキ「この宇宙にオレに関係ない人間なんか一人もいねーんだ」

ハチマキ「愛し合うことだけはどうしてもやめられないんだ」

SF-COMIC


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