プラトテレス |
この物語のメインキャラクターのひとり。プラトンとアリストテレスから合成したもの
プラトンは、単純な法則の象徴としてであり、タイトルの量子的部分を指し、アリストテレスは、複合的な結果の象徴としてあり、タイトルの複雑系の部分を指します。
単純な法則 | → | 対象性 | → | 素粒子、物理学 | → | プラトン的 |
↓ |
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複合的な結果 | → | 破れた対象性 | → | 生物学、経済学 | → | アリストテレス的 |
この引き裂かれた2つの世界を結びつけるのが、自己組織化ですが、それをプラトテレスという2つの世界を1人の人格に収めた人物にまとめることによって表現し、物語の中立な進行役として登場させました。
プラトン (427?−347?B.C.)
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Platon)紀元前五〜四世紀の古代ギリシアの哲学者。アテナイの名門の出。ソクラテスの弟子。師の死後各地を旅行し、アテナイ西北部に学園(アカデメイア)を開く。経験的世界を超えて存在するイデアを真実在とし、想起によりイデアにいたろうとする観念論哲学を樹立。また、哲学者の統治する理想国家を説く。著書は「ソクラテスの弁明」「饗宴」「国家」「テアイテトス」など約三〇編の対話編。(前四二七〜前三四七)アリストテレス(384−322B.C.)
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Aristoteles)古代ギリシアの哲学者。プラトンの教えを受け、晩年はアテナイ郊外にリュケイオンと呼ばれる学園を創設し、ペリパトス学派の開祖となる。エイドス(形相)は質料に内在する本質であると説く。著、「形而上学」「オルガノン」「政治学」「ニコマコス倫理学」「自然学」「詩学」など。(前三八四〜前三二二)【アリストテレス主義】 アリストテレスの思想傾向を継ぐ考え方。単に哲学にとどまらず、植物学、地理学、音楽論、自然科学等の個別科学の領域にも影響。特に哲学、神学では、一二世紀末西ヨーロッパに移入され、スコラ哲学にとり入れられ、近代、ライプニッツ、ヘーゲルなどに大きな影響を与え、今日では特にカトリック思想の中に存続。
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