社会科学

 

 

科学の知が「現実社会」に何処まで有効なのだろうか?これを語らずに科学はその使命を全うできない。

「自己組織化」や「散逸構造論」が「現実認識のツール」としてでなく、「現実変革のツール」として何処まで有効か?

これはネットワークを通じて世界の皆さんの心に訴えるしかないでしょう。

企業や社会への適用は

散逸構造論のなかで自己組織化が起こる条件として

開放系であること

非平衡性であること

自己触媒性があること

を述べてます。

企業には、こうしたゆらぎを許容し摘み取ってしまわないことが、進化を促す事を認めることが必要であるということ促すものです。つまり、本業を脅かさない程度に多角化をしても、全く違った原理に追い抜かれてしまうことは、散逸的自己組織化ができてなかった為でしょう。WINDOWSで市場をロックインしたマイクロソフトでさえ、自らはJAVAのコンセプトを創造できなかったのです。

社会的には当面グローバル・プロブレムフロンティア・プロブレムの解決方法を促すものでなければなりません。

その為には、いままでの自らでもぬけだせないような硬直化した社会に揺さ振りを書けるような、ゆらぎが形成されるメカニズムを許容することがまず重要です。

では重要ないいゆらぎと悪いゆらぎとは?

成功した事例としては、携帯電話やインターネットなどのコミュニカーションメディアがあげられる。なかでもグローバルなものになりつつあるインターネットは

人々のライフスタイルや社会のあり方に大きなゆらぎをもたらすでしょう。

そして二度と硬直的にならないようにゆらぐスペースをあらかじめ確保しておくことです。

こうしたポジティブ・フィードバックは従来の経済学にはなかっらた。


新しい数学、物理学、生命学から学び取った知識を下記にまとめてみます。

いきづまった、閉塞的社会を打開する21世紀への哲学としてみなさんの心に広がってもらいたいものです。

(1)

「機械的世界観」から

「生命的世界観」へ

(2)

「静的な構造」から

「動的なプロセス」へ

(3)

「設計・制御」から

「自己組織化」へ

(4)

「連続的な進歩」から

「不連続の進化」へ

(5)

「要素還元主義」から

「全包括主義」へ

(6)

「フォーカスの視点」から

「エコロジカルな視点」へ

(7)

「他者としての世界」から

「自己を含む世界」へ

(8)

「制約条件としての世界」から

「世界との相互進化」へ

(9)

「性能・効率による評価」から

「意味・価値による評価」へ

(10)

「言語による知の伝達」から

「非言語による知の伝達」へ

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