<<第一部宇宙>>宇宙の進化の渦中で

*呼吸する宇宙


 宇宙は一見無音の静寂の世界のようだが、宇宙創世のビックバンの大爆音がいまだにこだまし余韻を残している。この音は全宇宙で同時に起こった為、どの一点をとっても均一になっている。この仮説を前提にすると私達の銀河が移動していることがわかる。つまり、音の大きい所があればその方向へ私達の銀河は移動しているというわけだ。実際水瓶座付近で音のレベルが下がっており、反対方向の獅子座の付近でレベルが上がっている。つまり私達の銀河は獅子座のほうへ移動している。これは同時に宇宙が拡大していることを証明する。

 今は拡大の途上で言ってみれば息を吐きつつあるが、あと十ゲオたった頃、ちょっとした中断があって、今度は息を吸いこみはじめる。そしてあらゆるものが無限の密度に縮小したところで、また息を静かに吐き始める。これが未来だとすれば、これは同時に私達の過去でもあったかもしれない。

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