Galactic Senate -- Landing Platform

アナキン: 来ないんですか、マスター?
オビ=ワン: いや、やめておくよ。政治家は苦手なんだ。評議会に報告しなければならないしな。看板男になるのはおまえが適任だよ。
アナキン: 待ってください。今回の作戦は全部あなたの考えですよ。
オビ=ワン: 忘れないでくれ、アナキン、私をバズ・ドロイドから救ってくれたのはおまえだ。ドゥークー伯爵を倒したのも、議長を救ったのも・・・気を失った私を背負ってくれたのもな。
アナキン: すべてあなたの訓練の賜物ですよ。
オビ=ワン: アナキン、公平に考えよう。今日のヒーローはおまえだ。政治家たちと栄光の一日を味わってこい。
アナキン: わかりました。貸しが1つ増えましたね。命を助けたのはこれで10回目ですよ。
オビ=ワン: 9回だ。ケイト・ニモイディアでの一件は違うぞ。数に入れるな。ブリーフィングで会おう。

 

パルパティーンはグリーヴァスが生きている限り議会は戦争継続を支持するだろうと告げ、メイスも彼の逮捕に全力を尽くすと約束する。このとき、アナキンは物陰で自分を見つめるパドメの存在に気がついた。

パドメ: ああ、アナキン。
アナキン: 会いたかったよ、パドメ。
パドメ: あなたが死んだという噂があったの。
アナキン: 大丈夫だよ。もう二度と会えないような気がしてた。議長が誘拐されなかったら本当にそうなっていたかもしれない。アウター・リム包囲作戦から呼び戻されることはなかったと思う。
パドメ: 待って。ここではダメよ。
アナキン: ここでいいんだよ。偽りの生活はもうこりごりだ。結婚のことがバレたってどうでもいい。
パドメ: アナキン。そんなこと言わないで。
アナキン: 大丈夫かい?震えてるよ。何かあったのかい?
パドメ: すばらしいことがあったのよ。アニー、妊娠したの。
アナキン: それは・・・すばらしいことだ。
パドメ: どうしたらいいの?
アナキン: いまは何も心配することなんかない。いいかい?いまは幸せの瞬間なんだ。人生で一番幸せな瞬間なんだよ。

 

久しぶりに再開した夫婦は互いの愛を確認し合い、パドメは夫に衝撃の事実を告白する。彼女はアナキンの子供を宿していたのだ。

そのころ、分離主義評議会の隠れ家となっていたウータパウでは、シディアス卿がグリーヴァス将軍に、分離派の幹部たちをムスタファーへ移動するよう命じていた。また、シディアスは戦争の終わりに自信を見せており、ドゥークー伯爵に代わる新しい弟子の到来を予見していたのだった。

Coruscant -- Padme's Apartment

 

一方、コルサントにあるパドメのアパートで彼女と共に夜を過ごしていたアナキンは、幸せと安らぎを感じていた。

パドメ: アニー、赤ちゃんが生まれたらナブーの実家で暮らしたいの。レイク・カントリーに行きましょう。そこなら誰にも分からないし・・・安全よ。先に行って子供部屋を用意しておくわ。最適な場所があるの。庭のすぐそばよ。
アナキン: 君は本当に美しい。
パドメ: ただ恋をしているからよ。
アナキン: 違うよ。僕が君を愛しているからさ。
パドメ: 愛で盲目になってるの?
アナキン: そういう意味じゃないんだ。
パドメ: でもたぶん本当のことよ。

しかし、その夜、3年前に母を失ったときと同じ悪夢にうなされていた。

パドメ: (・・アナキン、助けて!)

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