思いがけないベンの死にルークは錯乱するが、ベンの声が走れと告げていた。

ベン: 走れ、ルーク。走るんだ。

<ファルコン>で飛び立った彼らはTIEファイターの追撃をかわし、ハイパースペースへと逃れたのである。

ルーク: あの人が死んでしまうなんて信じられないよ。
レイア: あなたにできることは何もなかったのよ。

レイア: とにかくR2に入った情報が無事で何よりだったわ。
ハン: 何がそんなに大事なんだ?そいつに何が入ってるんだよ?
レイア: あのバトル・ステーションの技術情報よ。データを分析して弱点を見つけ出すことが唯一の望みなの。まだ終わりじゃないのよ。
ハン: 俺の役目はここまでだ、姉ちゃん。俺はあんたの革命なんぞに興味はないし、協力するつもりもないんだ、お姫様。俺が期待してるのはたくさんの報酬だ。興味があるのは金さ。
レイア: 報酬については心配いらないわ。そんなにお金が好きならいくらでも差し上げます。
レイア: あなたのお友達は根っからの傭兵ね。何かに・・・あるいは誰かにかける思いやりってものはないのかしら。
ルーク: 僕にはあるよ。
ルーク: なぁ・・・彼女のことどう思う、ハン?
ハン: 考えたくもないな、坊主。
ルーク: よかった。
ハン: だが、ガッツは盛りだくさんだな。お前はどう思うんだ?考えようによっちゃ、お姫様と俺みたいな男が・・・
ルーク:ないね。

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