ハンとレイアは互いに愛し合っていたことを確認するが、彼は実験台としてカーボナイト冷凍にかけられ、フェットに引き渡されてしまう。

レイア: 愛してます。
ハン: 分かってる。

#P82「想い」は人間の集合の1つです。レイアはソロを失ったとおもいましたが、実際ソロは、消えていません。そんなことは不可能なのです。ソロは、彼女の心に常にいます。

ファルコンを操縦するソロを見るとき、私たちの心には、ソロの像が結ばれます。そしてソロは私たちと無関係にそこにいるとみなします。が、それは違います。実は、ソロは私たちの一部なのです。なぜなら彼は私たちのが見る対象物だからです。見られる物がいなければ、みるものもいません。見る側の私たちがいなければ、ソロもいないのです。見られる側ろ、見る側が接触した結果、心に新しいイメージが発生するのです。例え死んだとしても、そのイメージを維持する限りソロはレイアの前から消えたとは、言えないのです。

しかしこの「表象」が苦しみの元になることもあります。「想いある所、必ず偽りあり」という言葉がありますが、表象はあやまりだらけです。レイアはソロを失ったと想ったのはカーボナイト冷凍された肉体という形の中にだけとらえられた誤った信念です。オビ=ワンが「目に見えるもの信じるな」はこのことでもあるのです。

そして、レイアとチューバッカも帝国軍の捕虜として連行されることになるのだった。その後、ルークが到着すると、ヴェイダーは彼を誘い出し、ダークサイドへの誘惑をはじめたのである。

 

隙を突いて帝国を裏切ったランドは、レイアとチューイーを解放してソロの救出へと急ぐ。だが、あと一歩及ばず、<スレーヴI>は彫像と化したハンを載せ、ジャバ・ザ・ハットの待つタトゥイーンへと発ってしまう。彼らはやむを得ずこの都市から脱出するため、<ファルコン>へと急ぐのだった。

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