エーテルとは言わないが・・・何かがある? |
19世紀初頭ヤングによつ2スリット実験が行われ、光が波らしいことがわかった。
しかし、水面の波とは、水の動きである。音波は空気の動きである。では光を媒介する物質ははにか?
それをエーテルと名づけた。
エーテルは、マイケルソン・モーレーの実験によって、存在が否定されたことになっている。
これに変わる理論は「
場」というのがあるが、なぜ「場」があるのか、やはり正体不明のままで、ただ「それが自然の摂理」なのだという説明しかなされていない。「空間の媒介物質の正体」をめぐる解釈は、やはり、さまざまにあり、普遍的原理とすり合わせてみると、全部の理論がエーテルを否定しているとはいえない。
ニュートリノの質量の観測は、空間に何か質量が満ちているというダークマターの問題を再燃させるもの契機になっている。
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光の定義 |
普遍的原理 |
疑問 |
アインシュタイン |
エーテルは存在しない。 光は粒子が飛んでるのである。(1905光量子説)
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川の流れに流されるがままの船から、流水計をおろしても、検出はできない。 |
たかが地球上で測ったマイケルソンモーレーの実験は、こうした根本的欠陥がある。 真にエーテルはないのか? |
シュレディンガー |
光は波である(波動方程式) |
波は、その粒子そのものが移動していうわけではない。 波というのは振動を伝える媒介物質が必ずいる。
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だから何かがゆれているといわなければならない。 それは何か? なにかがゆれると、光になる理由もいわなければならない |
ボーア |
光は粒子と波動の二重性をもつ(相補 性原理) |
エーテルは存在と非存在の二重性をもつことになってしまう。
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存在の有無をかけた二重性はありえない。 |
ボーム | パイロット解釈 | ||
エヴェレット解釈 |
多世界の粒子の干渉により波の様に見えるとされる(多世界解釈) |
多世界は存在するのか? |
干渉はエーテルとの間ではないのか? |
夜光虫の海モデル |
深夜、夜光虫の海の中で、手を動かすと、その軌道にそって、夜光虫が光る。
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光っているのは、真に光子か? エーテルの海を突き進む光子に反応して「エーテル側」が光るのではないか? |
こういう風に整理してみると、ある疑問が頭をもたげてくる。
エーテル とは言わないが・・・、空間にはやはり、λ(ラムダ)か、何かがあるのでは?
プラトテレス>科学ってのは、まず問いの空間の設定、観測者の位置を設定することから始まる。
ソフィー>新しいアナロジーなんてあるの?
プラトテレス>いくらでも、あるさ、無限にね。
ソフィー>例えば?
プラトテレス>例えば、光の数珠モデルなんてのはどうだい?数珠は、粒子でありつつ、同時に空間物質に頼らずそれ自身で波動を伝えることができる。
ソフィー>なるほどね。それじゃ私もひとつ。超ヒモが2重の螺旋になっていて、そのよじれが、強くなると、光る。
プラトテレス>いいね、もっと考えて。
ソフィー>空間には、細かいヒモが、満ちていて、コンパスに磁石を近づけると一切に針がその方向を向くように、空間のヒモが一定の方向に向きを揃えると光になるとか・・・・。いくらでもアナロジーはできそうね。
プラトテレス>そう、アナロジーが一度できてしまえば、それを立証する数学もいくらでもできる。最終的に否定されようともね。
空間に満ちているもの→真空のエネルギー、ダークマター、ニュートリノの質量
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