彼女のティピに案内された。

かの女の説明は、衝撃的だった。彼らは不死なのだそうだ。

ネイティブ アメリカンは、死ぬことで最後ではない生き方をしているというのだ。

そして、歌いはじめた。

 

安らかに死を待ち、誇り高く新しい世界へと旅立てる

あなたの喜びはなに?あなたの目的はなに?それを見つけなさい、それを確認しなさい。それでありなさい。そして、それを捨てなさい。

少しの木陰と水と自分たちのロバと馬に食べさせる草があれば、そこはどこでも家

山の中でも、岩の下でも宿れる。

森の中での、エメラルドの屋根の下で宿れる

砂漠でも、太陽と星と月に彩られた高い天井の家で宿れる。

満足しているから、空が自分の天井になる

 

死んで、大地の糧となり、植物を育み、それが獣を育み、そして人を支える。

私たちには、私はない、私たちしかない。お互いにつながっている私たち。

魚や鳥まで含んだ大家族。

母なる大地の子供たち。

私があなたにすることは、私にすること

私たちの富は持っている量ではなく、与える量で測られる。

私たちは富がほしくない、平和と愛がほしい

何かが欠けているから人は富を求める

自然と語り合いなさい

全体が見えてくるでしょう。

人の心の中にいきなければ、存在しなかったも同じ

自然に与えられた命。満足して死にたい。

死ぬ場所を見つけられている者はしあわせです。

だから私たちは怖くないのです。

私たちの目的は、生まれて、死んで再生すること

死によって魂は肉体から解放されて、すべての自然の中に浸透していく。

 

死は魂だけの状態になること

死があるからこそ輝く生

心豊かに自然に溶けこもう

春に葉を出すために秋に散る。

自然の無限の再生のパワーを感じればいい。

それが一であり十であり、全である。

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