*第五の掟 

子孫を育て、たえず新しい価値を生み出し、より創造的な人間として生きること  生物は子孫を残し、子孫と種のために働く。即ち、プロダクティプであり、クリエイティプである。 人間としても、第一に子孫を残さなければならない。また、もう一つの子孫である後輩たちを育て、 部下を育てなければならない。  そして社会の発展のために、自分の仕事を通じて間接的に、また、可能な限り直接的に、クリエイティプに働くわけである。仕事でも学問でも芸術でも、プロダクティプであることが成熟の条件とな る。

以上、生物の五つの掟、即ち、人間における成熟の条件を考察したが、それを実技し、条件を満たす為には、我々の意志力だけではどうしても限界がある。その限界を大きく押し広げ、真人類への道を邁進できるような効果的手段はないものか。それが、純粋生命との交流である。この交流によって 以上の五点が、いかに深められ、具体化され、驚くべきものになるかは後述する。

 

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