1809年

獲得形質

 ラマルク

生物の進化は経験により獲得できるとしたもの。

例えばキリンが高いところの木の葉を食べようと背伸びをし続けると、首が長くなるというもの。

ダーウィン(1859年種の起源)以前の進化論で、ダーウィンやメンデルの遺伝学の理論にとって代われれた。

 

ラマルク>そもそも僕の理論を批判した実験は、もし僕が生きていたらすぐに反論できたほど基本的なあやまりがある。

ソフィー>どんな実験だったの?

ラマルク>ネズミのしっぽを22世代に渡って切断し続けても、短い尻尾のネズミは観測できなかったといものだ。ヴァイスマンという変人学者によるものだった。

ソフィー>どう否定できるの?

ラマルク>用不用は体の局所の機能に負荷がかかることだ。つまり、尻尾を切っても単純に外傷にすぎないのさ。用不用とはまったく無関係なんだ。

 

 

 

 →進化論史起源論争重力ラマルキズム

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