ゾウ

王子さまは、キツネと話終わると、また箱を書いてくれと言ってきた。

「ねぇ、今度は、象の箱を書いて!」

「はいよ」ポンッ

「ああ、ありがとう、中に象がいるよ。やあ、象君。」

「はじめまして」

「僕の星のトラを退治して欲しいんだけど、お願いできる?」

「助けてあげたいけど、僕は大きすぎるから、君の小さな星には、いけないよう。花のことだって、うっかり踏みつぶしちゃうかもしれない」

王子さまは、すこしガッカリして、そのあと、大事なことに気が付きました。

「あっ!そうだ、トラは花を食べないけど、踏みつぶすことができる。花は、それを知っていたのに、怖くないなんて言っていたんだ!」

王子さまの目からは、涙がポロポロ流れました。

そして象はいいます。「でも、僕より小さくて、強い動物をしっているよ!」

「えっ?なになに?」

「あのね…」

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