宗教家の意識

 

意識

TOE2

スピノザ

ウィルバー

人間には3つの知識を獲得する目があるとした。それは、永遠の哲学の説く3つの主要な存在領域に対応している。
「肉の目」-----粗(肉体と物質)
「理知の目」---微細(心的および霊的)
「黙想の目」----元因(超越的および黙想的)

そしてウィルバーはこう書いている。

 

「すべての人間が肉の目と理知の目と黙想の目を備えており、それぞれの目には独自の知識対象(感覚的、心的、超越的)がある。

上位の眼を、下位の眼に還元したり、下位の眼の観点から説明したりすることはできない。

それぞれの眼はそれぞれの場において有効かつ有用であるが、それだけでより上位の領域を把握しようとすると、誤謬を冒す。」

「一つの眼が、他の二つの眼の役割を侵害しようとする傾向」と要約することもできる。

現代物理学という肉の眼のデーターにもとづく概念の世界とかかわる理知の眼をもって、それより上位の超越的領域を否定することは、まさに範疇倒錯なのである。

 


 

書き込み
2006年12月12日
22:31
    1:  プラトテレス
目をわけた時点でインテグラルに反しないか?

分けることが大切なのではない。
実際の世界がわかれているので、そのままを提示することが大切なのだ。

しかし、分けることが実際大切な場面もある。

宗教はなぜ、理性を受け入れられないのか?

かれらは、理性を宗教をわけないので、哲学や、科学が霊性を脅かすというおびえを捨てられない。
故に攻撃的にならざるをえない。


 

  1. マニュフェスト
  プラトテレス

世界は、宇宙創生以来例外なくつながって時間の矢にそって流れてきた。

科学は限界まで導入する。しかし、スピリットは科学に依拠するか?

導入する理論(とりあえずこれだけあれば、世界はつながる)

・科学哲学より
パラダイム論の一部ー脱パラダイム論
反証可能性の一部

・無と有をつなぐ
 ビックバンは受け入れる。
 時間の矢の発生

・有から生をつなぐ
 自己組織化を受け入れる。

・神の抑圧なしに人は倫理や道徳にいたれるか?
 人間原理の導入
 つながった宇宙、つながった地球、つながった我々同士

・自由について
 ラプラスの悪魔退治ー不確定性原理
 ニヒリズムの克服ーポストモダンはモダンの一部、トランスパラダイム
 過去は決定論でかたるが、未来は自由論でかたる。

・スピリットについて
 ケンウィルバーの一部
 サイコシンセシスの一部
・日本人・多神教・アミニズム
・存在論と関係論ー幸福はあるのか感じるのか?


上記に限っているわけではない。
今いろいろ物色中である。
みなさんなにかあればご紹介ください。

  1. 全ての人を救う為には
  プラトテレス

ここに集められた知識が、専門家の中に閉ざされないように、我々庶民にも人生の指針となるように、使えるようにするはどうしたらいいか?

  1. 神は死んでしまったー別の救済が必要だ。
  プラトテレス

神に変わって、何か我々を救済してくれるのか?
神を殺した自然科学にか?
他に道はない。
それができたとき、人類は真の安堵をもたらすだろう。
神はそうした真の安堵がみつからなかった理論時代の、感覚的代替物のようなものだ。

  1. 象徴神
  プラトテレス

この理論が完成した時、神は再び殺されるのか?
神は「象徴」として、のこっていただこうと思っています。
古代理性にできた、精一杯の善なるものとして・

 
  1.  生物進化論
  プラトテレス

私たちは、永遠に生きることを望んでいるのだろうか?

少なくとも、進化論はそうした答えを出さなかった。

「個体は消滅する」ことを選択したのだ。

壊して先に進むことを選択した。

しかしただ消滅するのではない、DNAやミーム、をトランスしていいうのだ。

 

ゲーテのファウスト:ファウストは思想しただけではなかった。トランスパーソナル行動学

  1. センス・オブ・ワンダー  
まずは、錆びついた感性を磨かなければならない。
レイチェルカーソンの一説を紹介しよう。
  1. 生命の勝敗
生命の勝敗の基準はどこにおいたらいいのだろう?
「高度に進化したもの」か?我々は高度か?生物的に決して強くない。
「とにかく生き延びたもの」か?枯草菌のほうがよっぽど強度だ
  1. 意識の起源
意識の起源はどこにある?
  1. 還元主義につき
  プラトテレス

「要素の単純総和は全体と等しくない」
ホーリズムが還元主義を批判するときの常套句です。
この概念は、1935年 フォン・ベルタランフィの一般システム論により提起されました。
その後、アーサー・ケストラーの1967年「ホロン」など発展し「ホーリズム(全体論)」が大きなムーブメントとなりました。

 しかし、「要素の単純総和は全体と等しくない」は、本当にそうなのでしょうか?
 「人をバラバラにして再度組み立てても、機械のように元に戻らない。」などと、実証的な証拠のように提示してますが、そんな実験をだれがしたのでしょう?
 我々は成長のプロセスで非常に複雑にできています。細胞一個一個全て再度組み立てなおすことなんて、人智にはできないのです。
 当時の理性は、量子論の不可思議性と生命の不可思議性をごちゃ混ぜにしていただけなのです。
 

  1. 自己陶酔の小道具たち
  プラトテレス

人は、自己陶酔したいものだ。
みずからその為の小道具を作り出す。

かくして、神は、敬虔なる信者によって、「小道具」に貶められる。

真に必要なのは、神から「意味」と知ることなのだ。
 


 

書き込み
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2006年12月14日
06:10
    1:  プラトテレス
その再たるものが、宗教やらスピリシュアルやら「神秘的」なものだ。
キリストもガンジーも偉人だ。しかし、神の子ではない。

かつては、我々の善を縛るのは、宗教しかなかった時代があったかもしれない。
功績はあるが、理性を攻撃したあたりから道を誤った。
2006年12月14日
06:11
    2:  プラトテレス
ニューエイジも自己陶酔の小道具だろう。
  1. 真理は進化するか?
真理などというのは、人のおごりです。
人の真理など、すぐ進化します。
  1.  神は進化するか?
神は進化するのだろうか?
  1.  なぜ人を殺してはならないのか?
  プラトテレス

物レベルの心に次元が落ちるから。

相手も物に還元してしまうから

 

  1. 永遠の真理はあるか?
  プラトテレス

宇宙は今も進化している。
世界はいずれは変わってしまう。
しかし、それはじょじょにであって、そんな先まで考えて、今にニヒリズムを導入しても意味はない。

今を生きる、世界が変われば変化に対応して、そこでも新たな真理を見つけださなければならない。

硬直した真理は、真理ではない。
真理は進化するものだと、上位概念が必要だ。

 

 

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